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ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーに資格は本当に必要なのか?

ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーに資格は本当に必要なのか?
 
2018年8月1日更新
 
この記事のポイント

・指導経験が浅い段階では、インストラクターやパーソナルトレーナーは資格を取得した方がよい。
・資格はあって損はないが、ベテランになるほど資格の重要性は下がる。
・資格スクールの魅力は、リアルな声と体験が得られること。
・資格スクールに通うことには、人脈構築などのメリットもある。​
・資格取得にかかる時間数は多ければ良いとは限らず、実践経験の方が成長につながる。
・軸となる業界の資格を1つは取得し、成長したい分野の学びを深めていくことがおすすめ。

 

目次


 
ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーに資格は本当に必要なのか?


ヨガ・ピラティスインストラクターや、ストレッチトレーナー、パーソナルトレーナー、整体師、アロマセラピストなどのボディワーカーにとって「資格」を取得することは本当に必要なのでしょうか?
※以下からは便宜上、ヨガインストラクター資格に焦点を当てています。

結論からお伝えすると、
まだヨガ指導経験がない段階では、ヨガインストラクター資格は取得した方がいいでしょう。
ただ、資格を持っていて損をすることはありませんが、ベテランになれば資格の重要性は下がります。


ヨガインストラクター は、国家資格などを取得して初めて仕事ができる職種ではありません。
資格は絶対必要条件ではなく、資格がないとサービスを提供できないわけではありません。

国家資格である柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師などは、資格が必要となります。
ただし、接骨院を開業したいわけでなければ、柔道整復師でなくても整体院などを開業はできますし、あん摩マッサージ指圧師でなくても、整体などのマッサージ行為は横行しています。(限りなくグレーに近いのでそのあたりは個人の判断に委ねます)

唯一、身体の中に針を入れる行為である鍼灸師は、日本では資格がないと開業もサービス提供もできません。
しかし、鍼灸でなければ治せない症状は多くはなく、他の技術で代用できることも多々あります。

つまり、ボディーワーカーにとって、特にヨガインストラクターにとって、”資格はいらないんじゃない?”となるわけです。
しかし、必ずしもそうではないというのが私の考えです。

[参考ブログ記事]
ヨガ・ピラティスインストラクター資格を取得するメリットとデメリット

 

求人へのエントリー資格として、ヨガインストラクター資格は必要


ヨガスタジオでインストラクターとして働きたいと思ったら、オーディションを受けるまでの書類選考として、やはりヨガインストラクター資格は必要になってきます。
ヨガステでも日々たくさんの応募があるのですが、限られた人数しかオーディションをすることはできず、何も資格を持っていない方の場合は、ヨガインストラクター資格を持っている方に比べ、書類選考段階で落ちる可能性が高くなってきてしまいます。

自身がヨガスタジオ経営者なら、採用のための資格の必要はないですが、ヨガスタジオの求人へのエントリーレベルとして、ヨガインストラクター資格を取得していることは最低条件と言えます。
オーディションにも進めなければ、採用されることはありえないからです。


やはり、お客様に質の高いヨガを提供したいならば、1つはヨガの資格を持った方が良いでしょう。
プロフィールに記載しているヨガインストラクター資格の種類まで調べてヨガスタジオに来店される方は少ないですが、ヨガインストラクター資格を持っているのか、くらいは見て来られる方も多いです。
また、お客様に聞かれた時に、ヨガインストラクター資格を取得しているのと、していないのとでは信頼感は変わってくるはずです。

 

学びにおいて最も大切なのは”体験すること”


また、履歴書に書くために資格を取得するのではなく、やはり資格を取得するまでの過程で学ぶ、実際の経験は大切です。
実際に身体を動かして、体系的に学べるのはやはり資格スクールです。

ヨガのポーズは、youtube動画にやり方も詳しく流れていて、マネしようと思えばマネはできます。
ただし、ヨガをすることと、ヨガインストラクターとしてヨガを指導することはまるで違います。
さらに、動画などで見て独学で学ぶことには限界があるでしょう。

より個々に適したアプローチや、経験豊富な講師の実体験から語られる”理論の通りにはいかないケース”など、「体験」でしか得られない経験は、一方的な動画学習や、ヨガの本からでは学べません。
ヨガインストラクターとして、ただポースをする・教えるのではなく、なぜそのように動くのか、どのようにすると効果的なのか、痛みが出る原因は何なのかなど、身体を使いながらの理論的な解説は動画では決して得られるものではないのです。
知識だけであれば、この「資格のマナビバ」の記事や動画でも得られます。
しかし、カラダメンテ養成スクールでは、リアルの場で得られるものを実際に理解してもらうために、資格を取得するには実際に講義を受けてもらうことを基本としています。

特にボディーワークは、「体験」が重視される世界です。
ペーパー技術や知識があっても、実践の場でお客様のニーズに応えてあげなければ全く意味がないからです。

 

ヨガインストラクター資格を取得するメリットとデメリットとは?


[資格を取得するメリット]
・ヨガ資格を取得してヨガインストラクターを目指す、同じ目的を持った人が集まるので、交流が深まりやすい。
(カラダメンテ養成スクールでも、卒業後同じコースの生徒さん同士で起業したり、一方が運営するお店で働いたりする方が多いです。)
・資格が証明になるので書類選考時の判断材料としてプラスに働く。
・メディアやPRにおいては、資格が専門家としてのイメージとしてプラスに働く。

[資格を取得するデメリット]
・保有する資格の専門家としてイメージが固定化する可能性がある。(ヨガインストラクター資格のみを持っていれば、良いも悪いもまずヨガインストラクターとして見られてしまう)

経験が浅く、求人のエントリー段階ではやはり資格を重視し、1つはその業界の資格を取得するべきで、ベテランインストラクターになるほど、資格に拘らず技術習得する、ことをおすすめします。
 

 

ヨガインストラクター資格取得にかかる時間数は長い方が良いのか?


ヨガインストラクターになりたい方のよくある質問で、資格取得にかかる時間数があります。
しかし、お客様からヨガインストラクターになるまでにどれくらい勉強したのか?と聞かれることはまずありません。
それよりも、ヨガの指導力や人間性の方が重要だからです。

ヨガインストラクター の資格も種類があり、200時間の講習を受けることで与えられるヨガインストラクター資格や、30時間程度で取得できるヨガインストラクター資格もあります。
弊社の運営する「ヨガステ」でも、定期的にヨガインストラクターオーディションを開催しているのですが、30時間の方が「合格」で、200時間の方が「不合格」ということも少なくありません。
もちろん人間性を重視しているということもあるのですが、単純に実践経験の差で、実力差が出てくるのです。

ヨガ資格取得にかかった時間は30時間でも、基礎を学んで、早めにデビューし、実際にお客様にサービスを提供して、たくさんのフィードバックを受け、悩みながらも成長してきたヨガインストラクターは成長が早いのです。
インプットとアウトプットのバランスがとれた経験に勝るものはありません。

どんな世界でも同じことですが、インストラクターとしてのスキルは、資格取得にかけた時間数よりは、その濃密度で変わってきます。
早めにデビューし、お客様の生の声を聞きながら、さらに学びを深めていき、よりよいサービスを提供していく。
この流れがヨガインストラクターとして最も早く成長させるでしょう。

 

インストラクター歴とスキルは比例するか?


同様に、ヨガインストラクターとしての経験年数が長ければ長いほど信頼される、という傾向がありますが、経験年数もあまり関係はありません。
目覚ましい努力でインプットとアウトプットを繰り返したヨガインストラクターならば、20年のキャリアを5年で埋められると思います。

ただ、5年の経験を1年で埋めるのは少し厳しいかもしれません。
人の身体は千差万別なため、マニュアル化できないことが多く、やはりある程度多くの方を指導することは必要だからです。

パーソナルトレーナーでも、10年続けてくれるお客様15名をずっと見続けるよりも、半年〜1年で結果を出して卒業していくお客様を入れ替わりで100名見ているパーソナルトレーナーの方が間違いなく成長します。
長く信頼されることはサービス業にとってとても重要なのですが、自身の成長を考えると、ある程度サイクルがあった方が成長するといえます。

 

何のインストラクター資格を取得するべきか?


ヨガインストラクターを軸として活動したいならば、ヨガインストラクター資格
ストレッチトレーナーとして活動したいならば、ストレッチトレーナー資格
整体師として活動したいならば整体資格。
活動したい業界の資格を1つは取得し、その後は自身の提供できるサービスの幅を広げるために、提供したい技術を学ぶべきです。
その副産物として資格が取得できるのなら儲けもの、くらいに考えて良いでしょう。

資格を取得したい方が、今後何のインストラクターになり、さらにどんなニーズに応えていきたいかによって取得する資格は変わってくるということです。

大事なのは、資格の数ではなく、実際の指導力と人間性です。
履歴書やプロフィールに”ハク”をつけるために、むやみやたらと資格取得することを目的に、費用をかけるのはおすすめしません。
”ハク”をつけるために資格が必要であったとしても、お客様にとっては資格はまったく関係ないからです。

[参考ブログ記事]
ヨガインストラクターにこそ、ストレッチ資格はおすすめ!

 

まとめ


・ヨガ指導経験が浅い段階では、ヨガインストラクター資格は取得した方がよい。
・資格はあって損はないが、ベテランになるほど資格の重要性は下がる。
・資格スクールの魅力は、リアルな声と体験が得られること。
・資格スクールに通うことには、人脈構築などのメリットもある。​

・資格取得にかかる時間数は多ければ良いとは限らず、実践経験の方が成長につながる。
・軸となる業界の資格を1つは取得し、成長したい分野の学びを深めていくことがおすすめ。


メディアの人気者になりたいならば、たくさんの資格を持つことではなく、たくさんのメディアに露出することの方が近道でしょう。
また、目的によっては資格は取得した方がいいかもしれませんし、必要ないかもしれません。
資格を取得することはあくまでも証明や手段であることを忘れずに、お客様に向き合うことが大切です。
その上で、今目の前にいるお客様やこれから見ていきたいお客様のために、その資格が必要ならば取得するべきでしょう。

資格取得は目的ではありません。
学んだ知識と技術、体験を自分の世界に当てはめて、学びを深め、より良いサービスを提供できるよう活用していくことが大切だと思います。


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[参考ブログ記事]
ヨガ・ピラティスインストラクターの収入・報酬
ストレッチトレーナーの年収・報酬
パーソナルトレーナーの年収・報酬
加圧トレーニングインストラクター資格を取得するメリット

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この記事の著者
山川和風

監修者

山川和風

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Twitter]@kazukazeymkw
[Instagram]@kazukaze

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会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

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[保有資格]
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・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
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