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パーソナルトレーナーの年収(給料)・報酬

パーソナルトレーナーの年収(給料)・報酬

 

パーソナルトレーナーとは?


フィットネス先進国アメリカにおいて、ハリウッドセレブが「パーソナルトレーニング」を一般層に普及させたことをきっかけに、パーソナルトレーニングは日本に上陸しました。
はじめはアスリートなど一部の方だけのサービスでしたが、この十数年、テレビや雑誌などのメディアで、芸能人を顧客に持つ有名パーソナルトレーナーが取り上げられることが多くなり、日本でも、専門知識を持った資格者のもとマンツーマンでトレーニングを行うパーソナルトレーニングというサービスが一般層に普及してきました。

しかし、パーソナルトレーニング(パーソナルトレーナーという職業も含む)は、便宜上、使用しますが、正直かなり曖昧な定義だと思います。
そもそも、パーソナルトレーナーには、フィットネスクラブで筋トレのサポートをしてダイエット指導をするパーソナルトレーナーの方もいますし、ヨガ・ピラティススタジオのパーソナルスペースで、マンツーマンでピラティスをパーソナル指導するトレーナーの方もいます。フルマラソンを完走したい方向けに、ランニングを指導するパーソナルトレーナーの方もいます。

パーソナルトレーナーという職業の定義が難しいところなのですが、ここでは、ウェイトトレーニング、ヨガ、ピラティス、ストレッチなど指導内容は様々ですが、フィットネスクラブなどのトレーニング施設において、クライアントの身体に関するさまざまな目的に応じ、マンツーマンで運動を指導するトレーナーということとし、解説させていただきます。
 

急速に増え続けるパーソナルトレーニング専門ジム!パーソナルトレーナーの働き方は様々です


この数年、パーソナルトレーニング専門のマイクロジムは急速に増えました。
マッサージ・整体店にはまだまだ及ばないものの、パーソナルトレーニング専門ジムは東京だけではなく、地方にも広がってきています。
初期投資が小さく、個人事業レベルで独立開業できることから、ブランド力のあるパーソナルトレーナーだけでなく、これからブランド力をつけていきたいパーソナルトレーナーまでもが、気軽に独立開業するようになったと思います。
こうした背景もあり、ますますパーソナルトレーナーという職業が注目され、パーソナルトレーナーを目指す方も増えてきていることでしょう。

経験を積んでいくと、パーソナルトレーナーとしての活動は多様化していきますが、まず、パーソナルトレーナーの資格を取得したばかりの段階で、アルバイトや正社員として就職したらどれくらい給料もらえるようになるのか、年収はどれくらいまで見込めるのか、その後フリーランスで、自由に、生活していくのは難しいのかどうか、報酬はいくらもらえるのか、現実問題として、気になる話題だと思います。

パーソナルトレーナー資格を取得した後の道には、大きく分けてこの3つの道があります。
① パーソナルトレーニング専門ジムやフィットネスクラブなどでアルバイト・正社員として働く
② フリーランスでパーソナルトレーニング専門ジムやフィットネスクラブと業務委託契約する
③ パーソナルトレーニング専門ジムを独立開業する
 

 ケース① パーソナルトレーニング専門ジムやフィットネスクラブなどでアルバイト・正社員として働く場合


東京都内の大手フィットネスクラブのアルバイトの時給は1,000円、正社員の初任給は19万円程度です。
まとまった賞与が支給されないことが多いため、基本給は年収で250万円程度でしょう。その他、インセンティブや残業手当などの諸手当がついてトータル年収で300万円程度になるはずです。
ベテラントレーナーになると、パーソナルトレーナーというよりはマネジメント職につくことが多く、おおよそ月収30〜35万円くらい、年収ベースでも400万円〜600万円くらいは見込めそうです。
大手フィットネスクラブに就職した場合、フロントとパーソナルトレーナーの職務は分けられていることが多いため、フロント業務はサポート程度しか行わず、普段はマシンの使い方の指導やプール監視などの業務をしながら、パーソナルトレーニングの予約が入った時間には、別途パーソナルトレーニングをすることが多いです。
この場合、1本あたり500円〜1,000円程度のインセンティブ(歩合給)が支給されることもあります。

また、最近急速に増えてきているダイエット専門ジムをはじめ、マイクロジムに多いパーソナルトレーニング専門ジムの場合は、給料面にかなりの幅があります。
親会社が上場企業であったり、資金が潤沢にあるIT企業の子会社だったりすると、新規出店・人材確保のために給料水準を高めに設定することが多いですが、いちパーソナルトレーナーが独立開業した小規模事業の場合、業績に連動する形で飛躍的に収入が上がることはありますが、創業間もない企業であれば、なかなか大きな収入や福利厚生は見込めません。その場合、フロントとトレーナーの業務を兼務することも多いと思いますので、パーソナルトレーナーの職務外の仕事もしなければいけません。

正社員・アルバイト勤務の場合、朝7:00-夜23:00くらいの間で、早番・遅番をシフト制で交代しながら、実働8時間(+残業)という勤務になります。
パーソナルトレーニング専門ジムやフィットネスクラブは土日祝日も営業していることが殆どですので、平日休みも含め、週休2日です。(土日に休みたい人は多いので、シフトは全員で調整され、土日両方休めることは稀でしょう。)

個人業績が明確なパーソナルトレーナー業界特有の契約にはなりますが、雇用契約上は正社員・アルバイトですが、給料は完全成果報酬制のパーソナルトレーナーの方もいます。
固定給15万円+インセンティブ(人数×1,000円)などの成果報酬の契約もあり、契約によって交通費が別途支給される場合もあります。

[メリット]
収入が安定している
福利厚生を利用できる
常時お客様と顔を合わせるので信頼関係が築きやすい
研修(無料)でパーソナルトレーニングに必要な基礎を学ぶことができる
[デメリット]
時間的な都合がつきにくい
フリーランスに比べるとインセンティブ(歩合給)が少ない
事務・企画など、パーソナルトレーニング以外の業務もやらなければいけない
対外的な学びが少なくなる
会社の方針に合わせてパッケージ化されたものが多いので、パーソナルトレーニングの提供内容の自由度が少なくなる
 

 ケース② フリーランスでパーソナルトレーニング専門ジム・フィットネスクラブと業務委託契約する場合


フリーランスの場合、契約形態は、業務委託契約になります。
業務委託契約の場合、正社員ではないので、給与所得ではなく事業所得となり、個人事業として登録することになります。
パーソナルトレーニング専門ジムやフィットネスクラブにおけるパーソナルトレーニング1本(60分)あたりの報酬は、3,000円〜5,000円が相場です。
都内ですと、おおよそパーソナルトレーニング1本6,000円/1時間の売り上げに対し、20%〜40%の施設利用料を支払い、60〜80%が報酬となります。
つまり、時給でいえば、3,600円〜4,800円です。
この場合、フィットネスクラブの会員に対して営業をかけたり、POPを張り出したりしてパーソナルトレーナー自ら集客していきます。
もちろんフィットネスクラブにパーソナルトレーニングを受けたいお客様から依頼があった場合は、紹介してもらえますので、日頃から施設側と良い関係を築いておくことも忘れてはいけません。

集客を全てフィットネスクラブ側が行う場合は、施設側に広告費などが大きくかかってきますので、報酬は売上の30%〜50%程度まで下がるでしょう。
出張パーソナルトレーニングの場合は、移動が多くなる分、効率を高めるために60分〜90分の長めに設定をして、報酬は10,000円〜20,000円/1本といったところでしょうか。
施設に支払う場所代がなくなりますので報酬単価は高くなりますが、体力や、パーソナルトレーニング専門ジムと出張での自宅間の移動時間も考慮すると、大半は1日、2〜4本程度になるでしょう。
本業は会社員で、夜と土日だけパーソナルトレーナーとして活動される方や、アスリートが本業のトレーニング時間以外に数時間だけ働くなど、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのが最大のメリットだと言えます。
パーソナルトレーナーになったばかりの方だと、フィットネスクラブのアルバイトで経験を積みながら、高単価の報酬を得られる出張パーソナルトレーニングをプラスαとする方も多いようです。

また、有資格者が少ない加圧トレーニングや鍼灸師などの資格を取得していると、集客も期待できます。
針灸師や理学療法士など、トレーニング以外の専門知識がある方の場合は、パーソナルトレーナー向けのスクール・ワークショップなども開催したりできるので、さらに報酬は高くなる傾向にあります。
やはり、たくさんの生徒から慕われ、集客ができるパーソナルトレーナーは、運営元のジムに利益をもたらすことになるので、報酬は高くなるはずです。

針灸師資格を保有するなど治療行為ができたり、専門知識と技術を有し、経験を積んだパーソナルトレーナーの場合、アスリートと年俸の5%など(業務範囲によって大きく異なります。)といったの個人契約を結んだりします。
1選手にコミットするパーソナルトレーナーもいますし、何人もの選手を抱えるパーソナルトレーナーもいます。メジャーリーガーなどのような大物アスリートとの契約の場合、報酬率は低くても、かなり大きな報酬になりますね。
ただし、風邪を引いて休めば収入はなくなりますし、自分のペースで働けるけれど、収入はあまり安定しません。既婚者やお子様がいる方は空いている時間に好きな仕事が出来るので、フリーの方が働きやすいかもしれません。

近年は、パーソナルトレーニングを提供するだけでなく、雑誌の監修業や、講師業、集客セミナーなど、「パーソナルトレーナー」という職業をベースにハイブリッド型の活動をするパーソナルトレーナーの方が増えてきたように思います。
このように、自由度が高く、幅広く活動できるのがフリーランスの最大の魅力だと言えます。

[メリット]
自分のペースで働ける
活動の場が広がるので、人脈が広がりやすい
完全報酬制で働いた分だけ稼げる
[デメリット]
収入が安定しない
移動時間が多い
体力が必要
 

 ケース③ パーソナルトレーニング専門ジムを独立開業する場合


経営が軌道に乗れば年収・収入は青天井ですが、軌道に乗らなければ収入は得られないこともあり得ます。
スタッフを雇えば、給料を継続的に支払う義務と責任が生まれますので、それなりの覚悟は必要だと言えます。
ただし、イメージ通りの空間が作れたり、サービスの方針なども意思決定できますので、
”やりがい”という意味では魅力のある立場だと言えます。
仕事とプライベートの境目がないようなものなので、個人・法人に関わらず、常に”自分の城”のことを考えていても飽きない方が向いているかもしれません。
実は、弊社の運営するカラダメンテ養成スクールでパーソナルストレッチトレーナー資格を取得した方でも、パーソナルトレーニング専門ジムやコンディショニングスタジオを独立開業する方は多く、マイクロジムなら初期投資が安くリスクも少ないこともあり、”自分の城”を持つことが身近な目標となってきています。
事務所物件やマンションの一室で開業したりすれば、大規模な初期投資も必要ありませんので、パーソナルトレーナーとしてのスキルと、マーケティングスキル次第で、非常に独立開業しやすい業態と言えると思います。
早めにパーソナルトレーニング専門ジムを出店し、地域密着で信頼を獲得すれば、収入は安定し、さらに複数店舗展開をしていけば、収入は青天井と言えるでしょう。

[メリット]
収入は青天井
自ら空間・サービス設計ができる
ブランド力がつく
[デメリット]
福利厚生などは一切ない
リスクが伴う
パーソナルトレーナー以外の業務が増える

[参考ブログ記事]
ストレッチ専門店を多店舗展開すべきでない理由
 

パーソナルトレーナーの年収・報酬から考察したパーソナルトレーナーの未来


パーソナルトレーナーは高利益といって良いと思います。
仕入れがなく、在庫もありません。
基本的には知識と技術を提供するサービス業で、自分の身体ひとつで行えるので、顧客を何人か持てば安定的な収入が見込めます。

上記のように、6000円/1時間の売り上げに対し、20%〜40%の施設利用料を落とし、60〜80%は利益となります。つまり、時給でいえば、3,600円〜4,800円です。
これを高いと見るか安いと見るかは様々ですが、参入障壁が低く、早い段階でこの水準まで報酬は上げられますし、60〜80%の粗利益と考えれば利益率自体は高いといえると思います。
ただ、月間150本を超えたあたりで身体への負担を感じる方が多いようですので、高収入といえるかは正直考え方次第だと思います。ですので、料金設定を高めても顧客を獲得できるだけのパーソナルトレーナーとしてのブランド力をつけていくことをおすすめします。

一流パーソナルトレーナー(あくまでも年収面において)としての目標年収としては、施設利用料20%の場合、客単価7,000円に設定し(利益5,600円)、月に150本行えば、年収1,000万円ということになりますので、このあたりが目安になってくるかもしれません。パーソナルトレーニングだけで年収2,000万円も稼ぐ方も聞いたことがあります。

かくいう私の場合、プロボクサーとして自分自身のトレーニングを優先したかったですし、もっとインプットを増やし、学びを深めたかったので、フリーランスで収入を得ていた時は多くても月収50万円くらいだったと思います。(出張以外は施設の決まりで設定料金は決まっていたので、単価もコントロールできませんでした。)

ただ、基本的にはスケジュールをコントロールしていますが、当時は頼まれれば何でも引き受ける働き方をしていたので、お客様の希望が重なれば、土・日は1日10本(10時間)休憩なし、などの時もありました。かなり体力を消耗しますので、長い年月で見れば現実的ではなかったように思います。
やはり、多くても月150本程度におさめておくことがサービスの質を落とさない意味でもおすすめです。
想像以上に加齢とともに身体に無理がきかなくなってきますから、長い目で見た時には、ケース②でお伝えさせていただいたように、パーソナルトレーニングを提供するだけでなく、雑誌の監修業や、講師業、集客セミナーなど、「パーソナルトレーナー」という職業をベースにハイブリッド型の活動をするパーソナルトレーナーという働き方を考えておくと良さそうです。
 

パーソナルトレーナーには「年収」にはあらわれない報酬もある


私は、20歳の時にフィットネスクラブでアルバイトしたのをきっかけにこの業界に入りました。(東京都心でしたが、その時代の時給は750円でした。)
その後、フィットネスクラブのオープニングスタッフとして立ち上げに関わったり、完全成果報酬型のパーソナルトレーナー、フリーランスパーソナルトレーナー、パーソナルトレーニング専門ジムを独立開業、多角化・多店舗展開と、働き方を変え、上記①〜③の全てを経験してきました。

パーソナルトレーナーとひとくくりに言っても活動の幅は沢山ありますし、”収入”という報酬だけでなく、”やりがい”という目に見えない報酬もあります。
パーソナルトレーナーの仕事は、マンツーマンでサービスを提供することになるので、もっともお客様に近く、直接お客様から「ありがとう」と感謝される、やりがいのある仕事です。
10年以上の長いお付き合いをさせていただいているお客様も多く、一生涯サポートしてほしい、と頼りにしていただけることもあり、それは年収にはあらわれない、かけがえのない報酬です。
収入とのバランスを考え、将来を見据えて、パーソナルトレーナー養成スクールピラティスストレッチなどの専門技術を習得する資格スクールへ通い、パーソナルトレーナーを目指してみてはいかがでしょうか。

[パーソナルトレーナーを目指す方は]
IBMA認定パーソナルトレーナー資格取得コース

[参考ブログ記事]
ストレッチトレーナーの年収(給料)・報酬
ヨガ・ピラティスインストラクターの年収(給料)・報酬
アスレティックトレーナー(ATC)の年収・給料

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この記事の著者
山川和風

監修者

山川和風

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター

[ブログ]http://ameblo.jp/kazukaze/

[Twitter]@kazukazeymkw

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会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

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株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
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