資格のマナビバ

トレーナー・インストラクター
資格取得のための学べる動画メディア

メニュー
  • トレーナー・インストラクター資格
  • ストレッチ

まだテキストで解剖学を勉強してるの?

人体模型

2019年10月28日更新

この記事のポイント
 
・解剖学はテキストで理解するのは難しく、実際に身体を動かして習得すべき

・解剖学で学ぶ基本的な身体の原理原則・構造は全世界共通であり、ボディーワーカーにとって必要な知識

・身体の原理原則を知るのに解剖学に沿った「ストレッチ」の知識で、スキルアップすることができる

 

解剖学は実際に身体を動かして習得することが大事

「まだテキストで解剖学を勉強してるの?」

私は、講義でも毎回お伝えしているのですが、解剖学は絶対に”実際に身体を動かして”習得するべきです。
あなたは解剖学の分厚い本を眺めて、身体の仕組みを覚えられますか?
確かに、時にはインプットとしてテキストを読み込む時間も必要でしょう。
しかし、はっきりいってツマラナイ時間です。

正直、2次元で眺めていてもイメージがつきにくいですし、筋肉の起始・停止も頭で覚えようとすると、いざ現場で実際に触ろうとしても触れないという実務に全くムダな覚え方をしてしまいます。

解剖学に沿ったストレッチを学ぼう

私は、全てのボディワーカーが”はじめに習得するべきアプローチ”として、「ストレッチ」をおすすめします。
理由の一つとして、ストレッチは「解剖学」に沿って行われるアプローチ方法であることが挙げられます。
テキストを眺めるのではなく、実際にストレッチのテクニックを習得しながら”感覚”で解剖学を覚えることができるのです。
これは「ストレッチ」という1つのアプローチに捉われず「カラダの仕組みを知れる」ことにもつながります。(形だけのストレッチを教える資格スクールもあるので、そこはしっかりと見極めてください)

人間の身体は千差万別ですが、基本的な構造は万人共通です。
日本人も、アメリカ人も、身体の構造はほぼ一緒です。同じように骨格があり、筋肉があり、内臓があります。
そのため、ここで習得した知識や技術は、全てのボディーワーカーにとって、錆びることのない普遍の知識になります。
身体を動かしながら、触れ合いながら、”使える”解剖学を習得して、ボディワーカーとしてのベースを作っていくことをおすすめします。

[参考ブログ記事]
パーソナルトレーナー資格に+αで取得したい資格とは?​

 

ストレッチを学ぶメリットとは?

ストレッチを学ぶの1番のメリットは、「ストレッチ」という1つのアプローチに捉われず「カラダの仕組みを知れること」です。

例えば、ヨガやピラティスのレッスン中に、個々にポーズのアジャストアプローチができるようになります。
アジャストアプローチが正しくできるのはカラダの仕組み、つまり原理原則を知っているからなのです。
解剖学に沿った「ストレッチ」の知識は、的確なアジャストができるようになるためには必要だと言えるでしょう。

確かにストレッチは、アプローチ法としても優れていて、関節の可動範囲を大きくしたり、姿勢を改善したり、様々な効果があります。
しかし、やはり大切なのは先ず第一にカラダの原理原則を知ること。
これがなければ、一流のボディーワーカーになることはできませんし、ここを飛ばして「筋トレ」「ヨガ」「ピラティス」などのメソッドを提供していても必ずどこかで行き詰まるでしょう。

なぜ、この動きをするとこの筋肉が伸びるのか?
なぜ、腰が痛くなるのか?
なぜ、骨盤が歪む(ポジションが変わる)のか?
なぜ、美脚をつくることができるのか?

など、カラダの原理原則に基づいて解説をしていくストレッチ資格コースは、カラダの根本を理解することができるのです。
そのため私は、ボディワーカーが一番始めに習得すると良いアプローチとしてストレッチをおすすめしています。

まとめ

・テキストで解剖学を理解するのは難しく、メソッドを習得しながら体感したほうが圧倒的に実になる
・人間の身体は千差万別だが、解剖学で学ぶ基本的な構造は全世界共通
・解剖学はボディワーカーとしての基礎を形成する​​
・身体の原理原則を知るのに「ストレッチ」は最適なアプローチ

弊スクールでは、スペシャリストであるヨガインストラクターや整体師さんも学びに来られます。
しかし、実はヨガの指導はできてもカラダの仕組みは知らないインストラクターさんは多いのです。
「骨盤調整ヨガ」のレッスンを行っている方でも、骨盤の仕組みを理解していない方もいらっしゃいます。

解剖学に沿ったストレッチを学び、身体の仕組みを理解して、適切な指導をすることで、ワンランク上のインストラクターを目指しましょう!

 

 

[ストレッチをもっと深く学ぶ!]
IBMA認定パーソナルストレッチトレーナー資格スクール

[参考ブログ記事]
ヨガインストラクターにこそ、ストレッチ資格はおすすめ!
ストレッチ専門店を多店舗展開すべきでない理由
ストレッチとマッサージの違い。ストレッチがブームで終わらない理由

この記事の著者
山川和樹

監修者

山川和樹

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
「カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[Twitter]@kazukazeymkw
[note]note.mu/kazukaze
[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Instagram]@kazukaze


山川和樹の書いた記事を見る

この記事の著者
山川和樹

監修者

山川和樹

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
「カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[Twitter]@kazukazeymkw
[note]note.mu/kazukaze
[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Instagram]@kazukaze


ページトップに戻る