資格のマナビバ

トレーナー・インストラクター
資格取得のための学べる動画メディア

メニュー
  • ヨガ

【動画あり】リンパヨガとは?下半身のむくみ解消に効果的なポーズとシークエンス

ヨガの戦士のポーズⅡを行う女性

2019年07月08日更新

この記事のポイント

・リンパを流れをよくするヨガのポーズは多数ある
・リンパはデトックスや免疫の役割を果たし、身体の各場所にあるリンパを刺激できるヨガポーズにより、むくみ改善などの効果も期待できる
・リンパを刺激するヨガポーズを時間を長めに行うことで、より効果のアップが期待できる

リンパヨガとは?

リンパとは

身体の中には、動脈と静脈のほかに「リンパ管」と呼ばれる管が通っています。
この管は皮膚の下の全身に張り巡らされており、このリンパ管の中には「リンパ液」という液体が流れています。

リンパは、身体の老廃物を排出したり、ウイルスなどを撃退する免疫の役割を果たしています。
このリンパが集まる身体をリンパ節と言い、中でも重要なリンパ節と言われるのが、4つあります。

・鎖骨にある「鎖骨リンパ節」

・脇の下にある「腋下リンパ節」

・足の付け根の「鼠径リンパ節」

・首の付け根の「頸部リンパ節」

それぞれのリンパの流れが悪くなると、免疫力の低下はもちろん、リンパに含まれる水分も滞ってしまうため、むくみを感じたり、血流の悪さが原因で冷え性にも繋がると言われています。
これらのリンパ管にアプローチをし、リンパの流れを良くする効果の期待できるポーズを行うヨガを「リンパヨガ」と読んでいます。

リンパの流れを良くして得られる効果

・体内の老廃物の排出
・免疫力がアップ
・むくみ(特に下半身のむくみ)の改善
・冷え性改善
・疲労回復
・首周りがすっきりとして二重顎の改善など

リンパの流れを良くすることは、免疫力アップなどの身体的効果の他、むくみ改善やそれによるアンチエイジング効果、二重顎の改善など、美容効果にも繋がるとされています。

リンパの流れを良くするポーズの例

合せきのポーズ(バタコナーサナ)
片足のワニのポーズ
牛の顔のポーズ(ゴムカーサナ)
仰向けで足を伸ばすポーズ
肩立ちのポーズ(サーランバサルワンガアーサナ)
戦士のポーズⅠ、Ⅱ

皮膚・筋肉・血管・リンパ管にアプローチしてむくみを解消する方法

皮膚の活性を目的とする場合は、優しい弱い刺激で十分です。
優しいタッチで気分も和らぎリラックス効果が生まれます。
血管が開いて血流が良くなり、お肌の血色が良くなります。
逆に強い刺激は、緊張を強めて逆効果になるので注意しましょう。

筋肉をもみほぐすなら、ある程度強くても構いませんが、強すぎると筋肉を壊すことがあります。
マッサージに慣れて鈍感になった人は、より強い刺激を求める場合もありますが、根本的改善のためには強い刺激は避けた方が良いでしょう。 また、深層の筋肉を揉む場合は、表層の筋肉を一度緩ませる方法をとると効果的です。

血管に働きかけるなら、筋ポンプの代わりとして筋肉と静脈に圧を加えます。
表面を優しくさすっても皮静脈(皮膚の下を流れる静脈)にしか働きませんので、深部静脈にはある程度の力を加える必要があります。
リンパ管も血管と同様、深部への刺激も必要です。

しかし、次の場合は注意が必要なので覚えておきましょう。
まず赤く腫れ上がり熱感や痛みがある炎症部位は、触るのは避けましょう。
また表面に症状が見えていなくても温めた時に痛みが強まる時は、深いところに炎症があると考えた方が良いで避けましょう。

深いリンパ管を刺激する方法

リンパ管は全身に存在していますが、深いリンパ菅は基本的に太い血管に沿って走っています。
血管に沿いながら、腹腔や胸腔内では内臓の間を、上肢や下肢では骨のすぐ上や筋肉の間を走っています。
そして最後には鎖骨部で大きな静脈とリンパ管が合流します。
浅いリンパ菅は必ずしも皮静脈と一緒に走るとは限らず、比較的自由なルートを取ります。
皮下のむくみには、浅いところにあるリンパの流れを良くすることで改善できます。
浅いルートは優しくなでれば十分影響が与えることができるので、軽いむくみや皮膚の活性にはこちらが効果的でしょう。

胸腹部では、深いリンパ菅は内臓の間にあるので、外からアプローチするのはこんなんです。
そのため、呼吸筋や腹筋を動かして刺激を入れていきます。
自然呼吸よりも深い呼吸で身体の内側を刺激するようなイメージです。
ホールド時間も少し長めに取ることで、深いリンパを刺激することができると言われています。
四肢や頚部では筋肉の間や筋肉と骨の間に深いルートがあり、こちらは外から刺激を入れると良いでしょう。
体力があり、本格的にリンパの流れを改善したい方には、これらを意識すると良いようです。
ヨガのアーサナにこのようなリンパへの刺激をプラスすることでむくみ解消の効果がより一層得られやすくなります。

[下半身のむくみを解消するヨガ動画]

[ヨガレッスン0円体験実施中!]
恵比寿・自由が丘・五反田駅近の女性専用ヨガスタジオ「ヨガステ」

[ヨガをもっと深く学ぶ!]
IBMA認定ヨガインストラクター資格スクール

[参考ブログ記事]
リンパの流れを良くするヨガポーズのやり方。逆転ポーズで免疫力を高めよう
ヨガのポーズで腸の蠕動運動を活性化し、正月太りを解消しよう!
ヨガ・ピラティスレッスン中の水分補給には何が良い?

この記事の著者
naoco

監修者

naoco

複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了


naocoの書いた記事を見る

この記事の著者
naoco

監修者

naoco

複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了


ページトップに戻る