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ヨガ・ピラティス前後の飲み物。水分補給には何がおすすめ?

ヨガマットを担いで水を飲む女性

2019年09月25日更新

この記事のポイント

・ヨガ、ピラティスのレッスン中と前後におすすめは水、特に白湯。
・プロテインやスポーツドリンクは、レッスンの種類によっては避けた方が良いことがある。
・摂取すべき水分は1日2リットルと言われており、特にレッスン中の水分補給はおすすめ。

ヨガ・ピラティスにおすすめの飲み物

ホットヨガをはじめとし、身体を動かすヨガやピラティスでは、水分補給が大切です。
運動効果を無駄にしない、おすすめの飲み物や飲み方を紹介します。

スポーツドリンクやプロテインなど、色々な種類のドリンクを飲んでいると思いますが、やはり身体にとって一番良いのは「水」と言われています。
人間の身体は、成人で約60%~70%は水分でできています。
私たちの身体にとって「水」はとても重要なのです。
水は身体への吸収もよく、体内の老廃物等を排出してくれる働きもあり、相性もとても良いです。

しかし「水」といってもたくさんの種類がありますよね。
レッスン中には、どのような水を飲むと効果的なのでしょうか。

自然界の3つの要素を兼ね備える「白湯」がおすすめ

「白湯」とは、一度沸騰させたお湯をぬるく冷ましたものです。
沸騰させることによって、カルキや不純物が飛び、口当たりも滑らかになるのです。
自然界は3つの要素(火・水・土)からなると考えるインドの伝統医学、アーユルヴェーダでも「白湯」は3つの要素を兼ね備える飲み物として受け継がれています。※水を「火」で沸かし、沸騰して気泡により「風」が加わる。
熱過ぎずぬるすぎないくらいの「白湯」は、内臓の汚れをキレイに洗い流し、胃、小腸、十二指腸の働きを活性化させ、デトックス効果抜群の飲み物なのです!

[白湯の作り方]
① やかんやステンレスやガラス、陶器など、沸騰し続けられるものに800ミリ~1リットル程度の水を入れます。(水は水道水でもミネラルウォーターでもOK)
② 火をかけ沸騰させます。沸騰したらやかんのフタをあけ、少し火を弱めて10分ほど沸騰し続けます。(水面がポコポコなる程度)
③ 沸かしきったら火を止め、完成!白湯はすぐに飲む用のコップに入れ、レッスン中に飲む用は保温用水稲に入れ持っていきます。

[参考ブログ記事]
ダイエットにも効果的!アーユルヴェーダ白湯の作り方

ヨガ・ピラティス前後におすすめしない飲み物

甘いジュース:砂糖がたくさん含まれている飲み物は、ヨガ・ピラティスの前後に関わらず身体によくはありません。
運動やダイエット効果が無駄にならない飲み物を選びましょう。

スポーツドリンク:糖分の多く含まれるものは避けて、クエン酸やアミノ酸が含まれる良質なものならば良いでしょう。

プロテイン:運動後に飲むのは筋力アップや疲労回復に効果的です。
しかし、逆転ポーズや捻りのポーズが多いヨガのクラスに参加する場合は、消化に時間がかかる可能性があるためレッスン前にはおすすめできません。

アルコール:身体に酔いが回った状態で運動をすることは、急激な血圧の変化などの恐れもあり、危険です。
飲酒をした際は、アルコール分解にかかる時間は人それぞれのため、体調が優れない場合は時間が立っていても運動はおすすめできません。

どれくらいの量を飲むべき?

ヨガレッスン中だけではなく、日常的に「水」を摂取することで、便秘体質の改善や肌の調子も良くなり、ダイエット効果も期待できます。
一般的には1~2リットル程度の水分を摂取すると良いと言われています。
しかし、体格や体質によっては違いがあり、日常の食事内容や内臓機能によっては水を飲みすぎるとむくみやすい方もいます。1〜2リットルはあくまでも目安ですので、自身の身体の状態を観察しながら、自分に合った量を飲むようにしてください。

レッスン前後の水分補給のやり方

・レッスン前
・レッスン中
・レッスン後

この3回のタイミングで水分を補給するようにしましょう。
特にレッスン前の水分補給は大切です。
喉が乾いた感覚がなくても、適度に(コップ一杯程度)は水分を補給しておきましょう。

ヨガやピラティス等、運動を始める前はある程度の水分を摂取しておき、レッスン開始後は喉の渇きを感じないよう断続的に水分を補給することが大切です。
また、私たち人間には「口腔咽頭反射」といって、少しの水を飲んだだけでも喉の渇きが収まってしまう飲水を停止する機能も備わっています。
水が入ってきたと脳が判断すると発汗量も増加してしまうので、喉の渇きが収まったらそれで十分という訳ではなく、複数回に渡って上手に水分を補給する必要があります。

レッスン中における水分補給のメリット

体内の水分が減少すると、血流量も減少します。
そして体温が上昇すると、皮下の血流を増加させて冷却効果を得ようとするため、心臓に流れ込む血流量はさらに減少します。
血液量が減少するとともに血流量も減少するため、体内に酸素や栄養素をスムーズに供給することができなくなり、運動のパフォーマンスも低下してしまいます。
血液が減少すれば必要なだけの酸素を供給するために心臓も余計に働かなくてはならなくなります。
つまり、運動時の水分補給は、血液の減少を抑え、酸素や栄養素の供給量を維持しつつ、心臓への負担を減少させる効果があるのです。

レッスン中の水分補給は必須なのか?

実は、ヨガ・ピラティスレッスン中に水分を取る指示をしないインストラクターもいます。
レッスン中にたくさんの水分を取りすぎて、捻じりのポーズや逆転のポーズの際に辛くなる場合があったり、水分が身体の中に入ると内臓が動き、精神の集中が妨げられるとの考えで、水分補給をおすすめしない場合もあります。
そのため、水分補給に関して不安な場合は、事前にレッスンを行うインストラクターと相談することをおすすめします。

しかしホットヨガの場合、高温・多湿のスタジオでヨガを行い大量に汗をかくので、こまめに水分補給をしなければ脱水症状に陥ることもあるので、水分補給は必ず行いましょう。
だいたい1時間のレッスンで、1リットルほどを目安に水分補給できるように調整しく必要があります。

まとめ

・レッスン中の水分補給には「白湯」がおすすめ
・適切な水分補給は心臓への負担も軽減する効果がある
・プロテインやスポーツドリンクなどは場合によってはおすすめできないケースがある
・ホットヨガなど、高温・多湿の環境でヨガを行う場合は水分補給は必須

プロテインをはじめ、甘酒やコーヒーなど、様々なドリンクがダイエットに効果的だと紹介されています。
しかし、やはり運動前後に身体に負担なく安心しておすすめできる飲み物は「水」です。
少し手間がかかるかもしれませんが、血行が高まり老廃物を外に出してくれる「白湯」もおすすめです。
水分補給の種類と飲み方で、効率よくヨガ・ピラティスレッスン楽しんでくださいね!

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[参考ブログ記事]
アーユルヴェーダでおすすめされる理想的な食事と運動とは?
【動画あり】肝臓に効果的なヨガのポーズ

この記事の著者
こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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この記事の著者
こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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