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健康診断でわかること、メタボリックシンドロームの診断基準まとめ

健康診断でわかること、メタボリックシンドロームの診断基準まとめ
2018年6月18日更新
増え続ける国の医療費

世界の肥満人口は20億人を超え、なお増え続けていると算出されていますが、厚生労働省「2015年度医療費動向の調査結果」によると以下の記載があります。

概算医療費は前年度比2.3%増の41兆4627億円となり、高齢化の進展や医療技術の高度化、高額薬剤の使用増加を受け、13年連続で過去最高を更新した。(国民1人当たりの医療費は1万3000円増の32万7000円で、これも過去最高を更新)

※2016年度は41.3兆円で対前年比▲0.4%

肥満などの生活習慣だけが原因ではありませんが、もう何年も前から取り組まれているのになかなか大きく改善する気配がありません。
最近はめっきり聞かなくなりましたが、2008年に厚生労働省が健康保険組合にメタボリック・シンドロームの予防・改善を目的とするメタボ検診を義務付け、一定期間内の減少率が国の基準に達しなかった健保に対しては、ペナルティを検討もしていました。
政策には賛否ありましたが、是が非でも医療費を抑えたい国の狙いがあったのです。
しかし、政策はうまく浸透・機能せず、益々医療費は増えてしまっています。

周知の事実ですが、日本は高齢化が加速していきますので、このままでは今後ますます医療費は増えていくでしょう。そうなれば、やがて国の医療費は縮小されますから、国民の医療は保障されなくなるはずです。

極端な言い方をすれば、国はあなたの健康を守ってくれなくなります。
自己管理しなければいけなくなるということですね。
もし、そういう時代なっても、病気にならないように、予防、そして健康を保つライフスタイルを当たり前のものにする必要があります。
だからこそ自分自身で健康を保てるように、国民一人一人がヘルスリテラシー(健康に関して取捨選択する能力)をつける必要があります。

 
健康診断でわかること

会社員の方は、会社が健康診断を受診させる義務がありますので、毎年必ず健康診断を受診していることと思います。
健康診断は医療費を使っているとはいえど、大切な予防の1つだと思います。
病気の早期発見・早期治療だけではなく、リスクを判定することで、健康への意識が高まるからです。
検査まみれになる過剰な心配はいりませんが、加齢とともにオプションを含めた定期的な検査はやっておくと良いと思います。

会社員に義務づけされている法定一般定期健診は以下の通りです。(※雇用時および35歳以上の方は⑥⑦も必須)

① 診察・・・心雑音の有無、呼吸音異常、甲状腺腫大、結膜所見などを調べる
② 身体計測(身長・体重・BMI・胸囲・視力・聴力)・・・メタボリックシンドロームや視力、難聴・中耳炎などを調べる
③ 血圧測定・・・血液が動脈を広げる圧力を計り、高血圧を調べる
④ 尿検査(糖・蛋白・ウロビリノーゲン・潜血反応)・・・糖尿病や腎臓、尿管機能障害などを調べる
⑤ 胸部レントゲン検査・・・肺・心臓などの病気を調べる
⑥ 血液検査(WBC・RBC・Hb・Ht・PLT・AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP・LDLコレステロール・HDLコレステロール・トリグリセライド・空腹時血糖)・・・白血球・赤血球や脂質代謝異常、肝臓、胆のう、膵臓などを調べる
⑦ 心電図検査・・・心筋の異常や不整脈、心臓肥大、狭心症、心筋梗塞を調べる

その他、35歳以上の被保険者は費用補助付きで受診できる、協会けんぽの「生活習慣病予防検診」では以下の検査も受診できます。
・便潜血反応検査・・・消化管(主に大腸)からの出血の有無を調べる
・胃部レントゲン検査(バリウム検査)・・・胃がん・腫瘍・ポリープ等の病気の有無を調べる
・眼底検査・・・網膜剥離や緑内障などの異常を調べる
・子宮頸がん検診・・・子宮頸がんの早期発見のための検診

 
健康をつくるには、先ずヘルスリテラシーをつけること

健康維持には、良質な食習慣と適度な運動習慣が大切なことは言うまでもありません。
良質な食習慣を続けるには、多少お金はかかりますが(手軽な食事ほど糖質過多に偏りやすい)、必要な知識としては本1冊分でも十分でしょう。
あとは日々、食べるものの主な成分表(裏面のラベルなどに記載)をみて、口にするものの中身を意識する習慣をつけることです。
運動に関しては、健康維持が目的ならば、定期的な筋トレとジョギング程度の適度な運動習慣があれば十分です。

生命保険には大金を払うのにも関わらず、なぜか予防にはお金をかけないという方は実に多いのですが、ぜひ健康には投資をすることをおすすめします。
上記のように、お金をかけなくても健康はつくれますから、ぜひヘルスリテラシーをつけましょう!

パーソナルトレーナーやヨガインストラクターなどのボディワーカーでも、食生活に問題がある方は案外多いものです。
フリーランスにとって身体は資本ですから、技術力アップに勤しんで身体をおざなりにしないようにしてくださいね。
自分の身体は、自分の選択したモノ・コトで作られているんですよ!

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[メタボリックシンドロームの診断基準(2005年4月10日公表)] ※厚生労働省ウェブサイトより引用
日本では、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm女性90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つに当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
日本におけるメタボリックシンドロームの診断には、内臓脂肪の蓄積が必須条件で、それに加えて、血圧・血糖・血清脂質のうち2つ以上が基準値を超えていることが条件となっています。

①必須項目
(内臓脂肪蓄積)ウエスト周囲径※
男性 ≥ 85cm
女性 ≥ 90cm
②選択項目3項目のうち2項目以上
(1)高トリグリセリド血症 ≥ 150mg/dL かつ/または 低HDLコレステロール血症 < 40mg/dL
(2)収縮期(最大)血圧 ≥ 130mmHg かつ/または 拡張期(最小)血圧 ≥ 85mmHg
(3)空腹時高血糖 ≥ 110mg/dL

※内臓脂肪面積 男女ともに≥100cm2に相当
※CTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが望ましい。
※ウエスト径は立位・軽呼気時・臍レベルで測定する。脂肪蓄積が著明で臍が下方に偏位している場合は肋骨下縁と前上腸骨棘の中点の高さで測定する。
※メタボリックシンドロームと診断された場合、糖負荷試験が薦められるが診断には必須ではない。
※高TG血症・低HDL-C血症・高血圧・糖尿病に対する薬剤治療をうけている場合は、それぞれの項目に含める。
※糖尿病、高コレステロール血症の存在はメタボリックシンドロームの診断から除外されない。

基準値は世界各国で異なり、日本では日本人のデータに基づき平成17年(2005年)に次のように決められました。すなわちウエスト周囲径が基準値(男性85cm以上、女性90cm以上)を超え、1.-3.のうち2つ以上に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断されます。

[参考文献]
厚生労働省ウェブサイト「e-ヘルスネット」
全国健康保険協会ウェブサイト
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この記事の著者
山川和風

監修者

山川和風

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Twitter]@kazukazeymkw
[Instagram]@kazukaze

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”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

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