資格のマナビバ

トレーナー・インストラクター
資格取得のための学べる動画メディア

メニュー
  • ヨガ

【RYT200】全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター資格を取得する方法

ヨガマットを持って談笑する男女7人

2019年07月31日更新

この記事のポイント

・全米ヨガアライアンスRYT200は、世界で最も認知されたヨガインストラクター資格

・スクールによって付随で取れる資格や学ぶ内容が変わるため、スクール選びが大切

・認定インストラクターになるには、認定スクール(RYS)で200時間のトレーニング終了の後、全米ヨガアライアンス に登録する(初回申請料 $50、登録料 $65/年)

・ヨガインストラクターとして働く場合、資格取得のメリットは多く、全国で通用するためRYT200資格がおすすめ 

全米ヨガアラインスRYT200とは?

海外でも通用するヨガインストラクター国際資格といえば「RYT200」。
全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクターです。

全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、米国バージニア州に本部を置く、ヨガインストラクター資格を認定する世界規模の非営利団体です。

ヨガコミュニティの中では、世界70か国で通用する最も知名度の高い、ヨガの代表的な組織です。 
現在は、85,500人以上のヨガ教師(RYT®)と5,700人以上のヨガスクール(RYS®)が登録をしています。

全米ヨガアライアンスは、ヨガインストラクター教育の水準を高めることを目的として、世界で共通したインストラクターとしてのスタンダードを設定し、最低限のティーチャーレベルの指標を定めています。

全米ヨガアライアンス認定資格は「Registered Yoga Teacher」の頭文字を取り「RYT」と呼ばれます。
現在は修了カリキュラムの時間レベルに応じて「RYT200」「RYT500」の認定資格があります。

200時間のトレーニングプログラムを200時間の認定校で修了すると「RYT200」、その後に300時間トレーニングを終了し、合計で500時間のトレーニングプログラムと、100時間のティーチング経験を積むと「RYT500」の資格・称号が与えられるのです。
その他にも、キッズヨガティーチャー(RCYT)、マタニティヨガティーチャー(RPYT)などの、特殊スキルヨガインストラクター資格もあります。

全米ヨガアライアンス認定校(RYS)とは?

全米ヨガアライアンスによるRYSの概要
https://www.yogaalliance.org/より抜粋

全米ヨガアライアンスが定める基準を満たしたヨガインストラクター養成講座を実施している学校を、全米ヨガアライアンス認定校(RYS)としています。

全米ヨガアライアンスの定める基準に沿った、インストラクター養成プログラムを行なっているかの審査があり、それに通過した学校のみが、全米ヨガアライアンス認定校(RYS)として生徒にインストラクター資格(RYT)を発行できます。

全米ヨガアライアンスが定めるカリキュラムの内容とは?

全米ヨガアライアンスは、カリキュラムの学習内容と最低時間数を下記に定めています。

① 実践技術(100時間)
アーサナ、ムドラー、プラーナヤーマ、クリヤ、マントラ、メディテーション、チャンティングなど
② 指導技術(25時間)
デモンストレーション、評価・観察、アシスト・アジャストメント、指導スタイル、ヨガの商業面など
③ 解剖学(20時間)
解剖学、生理学など
④ 哲学(30時間)
ヨガ哲学、ヨガライフスタイル、ヨガインストラクターの倫理など
⑤ 練習(10時間)
実践練習とフィードバックなど

全米ヨガアライアンス認定校(RYS)は、上記の基準に沿ったヨガインストラクター資格コースを開催しています。
しかし最低時間数の規定はあるものの、残りの時間は自由にカリキュラムが組めるので、同じ全米ヨガアライアンス認定校(RYS)でも、ヨガの流派やアーサナの種類などの内容は、各スクールによって異なります。
日本でもRYT200が取得できる全米ヨガアライアンス認定校(RYS)が増えていますが、費用はもちろん、学習内容と資格取得後のサポートなどはスクール選びの重要なポイントです。

学びたいヨガの流派がある、骨盤調整ヨガストレッチなど学べるアプローチが多い、インターンシップ制度があるので自信を持ってデビューできそう、普段通っていて信用があるヨガスタジオで開催される、リピート受講があって資格取得を完全サポートしてくれるなど、ご自身で大切にしたい要素を明確にしてRYT200資格コースを受講することをおすすめします。

弊社の運営する「カラダメンテ養成スクール」でも、骨盤調整ヨガ解剖学に基づいたストレッチ資格も取れるRYT200資格取得コースを開講しています。

全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガインストラクターになるには?

ヨガインストラクター資格が取得できるスクールは、全国に多数あります。
全米ヨガアライアンス認定資格以外にも、日本国内規模のヨガ資格の種類は複数あるため、全米ヨガアライアンス認定校(RYS)に認定されていないスクールもあります。

もしRYT200資格を取得したい場合には、全米ヨガアライアンス認定校(RYS)が開催するRYT200資格コースを受講しましょう。
大抵の場合、RYT200のヨガインストラクター 資格コースの受講条件として、それまでのヨガ指導経験は問われません。

短期の合宿形式のインストラクター養成コースでも、週1回の通学の養成コースでも、合計で200時間の講習に通う必要があります。
RYT200基準を満たした資格コース全日程修了後は、全米ヨガアライアンスに認定申込手続きを行います。
申請が終了すれば、晴れて全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター(RYT200)の称号が取得できます。

全米ヨガアライアンスRYT200の認定・更新料

全米ヨガアライアンス認定校(RYS)での資格取得後は、すぐにRYT200に登録することができます。

【全米ヨガアライアンス認定料金一覧(※単位:アメリカドル)】
① 初回申請料 $50
② 年間登録料 $65 
資格コース終了後、申請時に①+②合計$115が必要です。

③ 年会費 $65
翌年以降、1年に1回資格更新料として、年会費$65が必要です。

ヨガインストラクターになるにはRYT200資格は必要?

ヨガスタジオのオーディションを受ける前の書類選考として、やはりヨガインストラクター資格は必要になってきます。
弊社の運営する「ヨガステ」でも日々たくさんの応募があるのですが、限られた人数しかオーディションをすることはできず、何も資格を持っていない方の場合は、ヨガインストラクター資格を持っている方に比べ、書類選考段階で落ちる可能性が高くなってしまいます。
オーディションにも進めなければ、採用されることはありえません。

つまり、ヨガスタジオ求人のエントリーレベルとして、ヨガインストラクター資格を取得していることは、最低条件と言えます。
ヨガスタジオに通うお客様からみても、プロフィールに記載しているヨガインストラクター資格の種類を調べてヨガスタジオに来店される方は少ないですが、ヨガインストラクター資格を持っているのかどうかは見られるでしょうし、尋ねられた時にヨガインストラクター資格を取得しているのと、していないのとでは信頼感は変わってくるはずです。
やはり、お客様にヨガを提供したいならば、1つはヨガの資格を持った方が良いでしょう。

RYT200資格にこだわる必要はありませんが、世界統一の一定基準を満たしていると補償されるので、応募条件としてRYT200資格保持者を掲げるヨガスタジオもあります。
どのヨガスタジオでも活躍の可能性があるという意味では、RYT200資格を取得する意味はあるといえそうです。

RYT200資格を取得することは、一定のヨガの知識を学んだヨガインストラクターとしての証明にはなりますが、RYT200資格を持っていないインストラクターにも素晴らしいインストラクターはいます。
大切なのは、ヨガインストラクターとして学びを深めつづけること、倫理観をもって行動していくことだと思います。
自分自身のキャリアを長い目でみて、ヨガインストラクターとしての活動をサポートしてくれるスクール選びをすることをおすすめします。

 

[全米ヨガアライアンス認定校(RYS)カラダメンテ養成スクール]
全米ヨガアラインスRYT200資格コース

[参考ブログ記事]
ヨガインストラクターにこそ、ストレッチ資格はおすすめ!
ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーに資格は本当に必要なのか?

 

この記事の著者
山川和樹

監修者

山川和樹

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
「カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[Twitter]@kazukazeymkw
[note]note.mu/kazukaze
[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Instagram]@kazukaze


山川和樹の書いた記事を見る

この記事の著者
山川和樹

監修者

山川和樹

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
「カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[Twitter]@kazukazeymkw
[note]note.mu/kazukaze
[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Instagram]@kazukaze


ページトップに戻る