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「フランクリンメソッド for ヨガ(骨盤編)」ワークショップレポート

講義をする講師と生徒たち

2019年05月12日更新

 

ワークショップレポート!「フランクリンメソッド for ヨガ(骨盤編)」

今回レポートをお届けするワークショップは、「フランクリンメソッドforヨガ(骨盤編)」です。

「フランクリンメソッド」をご存知でしょうか?
今回の参加者の方も聞いた事がない!という方がほとんどでした。

簡単に言うと、機能解剖学がベースとなっているトレーニング法となります。
動きについて、より良い変化、改善、向上を得られるアプローチです。
また、動きの基本を学ぶため、ヨガだけでなく、ボディワークに関わる様々な分野の方が学んでいます。

特に、海外ではダンスやピラティスの世界でよく取り入れられているそうです!
日本での認知度はまだ低いようですが、身体の動きについてわかりやすく、かつ楽しく学べるため、これから期待できるメソッドなのではないかと思います。

フランクリンメソッドとは?

フランクリンメソッドとは、身体が持つ本来の機能やデザインを理解し、それらの働きを向上させていく画期的なムーブメントを行うトレーニング法です。
体験によって身につける解剖学、脳に効果的に働きかけるダイナミック・イメジェリー、動きを改善するシンプルなエクササイズが特徴で、科学的なアプローチによって参加者は実践をしながら、経験を通して、効率的、効果的に変化していくことができます。

今回のワークショップでは、このフランクリメソッドを用いて、「骨盤」について学びます。
今回の参加者は、”forヨガ”と講座名にある通り、ほとんどがヨガインストラクターの方でした。また、社交ダンスのインストラクターの方もいらっしゃいました。
参加目的は、レッスンの幅を広げたい、解剖学の知識を深めたい、と皆さん共通していました。

沢山のツールを使ってイメージを深めながら学ぶ”体感”ワークショップです!

お名前、どんな目的があって参加したのかなどの簡単な自己紹介の後、早速講義に入りました!
講義と言っても、ただ講師が説明するのを聞くだけでなく、受講者が主体的に参加し、自分の身体で体験しながら行っていきます。これがフランクリンメソッドの特徴でもあるそうです。

フランクリンメソッドは、専門家からただ教えてもらうのではなく、生徒中心で、実践によって学び、自分自身が自分の身体のエキスパートになり、良い変化をもたらしていく方法になります。

このワークショップでは、自分自身で”気付き”を得るために、様々な道具を用いて五感を使って学んでいきます。
骨格模型だけでなく、スポンジやチェーン、エラスティックバンドなど、イメージを分かりやすく印象づけるようにクラスが展開されていました!
例えば、骨盤の骨模型を自作してみよう!という事で、紙とハサミを使って工作をして、骨盤をイメージできる簡単な模型を作成するのです。
それを自分の骨盤の前に当ててみて、骨盤を形成する、坐骨、仙骨、尾骨、腸骨稜、ASIS、PSISなどがどのように位置しているのか、平面図ではなく立体的に理解が出来るよう工夫されていました!

こんな風に、普通にイメージするような「講義」とは随分と違って、頭だけでなく、人間が持ついろんな感覚を駆使してとても楽しく学べる講義となっていました。

この講師が説明する際に、イメージを用いるのには大きな訳がありました。
フランクリンメソッドにおいては、「イメジェリー」というそうですが、このイメージを用いながら身体を動かしていく事が、短い時間で効果をもたらす重要なポイントになるそうです!

例えば、詳しくは講義内で学びますが、骨盤の一つの動きとして「骨盤底がひろがる」というものがあるそうです。
このイメージを膨らませる手助けとして、拡大収縮する模型を用いて動きの練習を行っていました。正しい動きだけでなく、逆の悪い動きもやってみると、皆さんぎこちない動きになってしまっており、イメージしながら動く事の効果を体感していました。

ヨガのポーズを題材に、フランクリンメソッドによりポーズを深めていきます

こんな風に骨盤の解剖学的特徴やその動きについて楽しく学んだ後は、ヨガのポーズを題材して、よりポーズを深められる方法を学んでいきます。

今回は、キャット&カウ、タダーサナ、ダウンドッグなどを使って、先ほど学んだ骨盤の解剖学上の動きを意識する事によって、より身体を機能的に使い、ポーズを深める練習をしていきました。

この講座では、ヨガに関連した講座名となっていますが、ダンスやピラティスを行っている方、そして骨盤についてもっと知りたい!と思っているどんな方にもぴったりなのではないかと思いました。
また、インストラクターの方にとっては、クライアントへの伝え方の幅を広げる事が出来るのではないかと思います。骨盤というのは、一般の方にとってはイメージがつきにくい部分です。そこを上手く動かしてあげるキューイングの「言葉の選び方」や「イメージの伝え方」についてヒントになるものがたくさんある講座です!

ご参加いただいたお客様の声

・骨盤の構造から丁寧にレクチャーして頂き、とても勉強になりました!
・ダンスの動きに通じるものがたくさんあって、ダンスに置き換えて考えることが出来て良かったです。
・机に向かう講座だと思っていましたが、身体を動かす部分が多く良かったです!
・骨盤の知らなかった深い部分まで知れて、大変ためになりました。

今回レポートをしたワークショップはこちらです!
フランクリンメソッド for ヨガ(骨盤編)

[ヨガインストラクターを目指す方はこちら]
ヨガインストラクター資格取得コース

[参考ブログ記事]
ワークショップレポート!「骨盤調整ヨガインストラクター養成講座」
骨盤調整とは?”骨盤”が注目される理由
コアマッスルって何?骨盤調整はコアマッスルの機能を向上させる

この記事の著者
カラダメンテ養成スクール

東京でボディーワークの資格取得を目指す「カラダメンテ養成スクール」
IBMA認定資格、加圧国際大学認定資格など、ボディワークに関する権威のある資格取得を目指すスクールです。

①ヨガインストラクター資格
②ピラティスインストラクター資格
③パーソナルストレッチトレーナー資格
④パーソナルトレーナー資格
⑤タイ古式マッサージセラピスト資格
⑥加圧トレーニングインストラクター資格

6つの資格コースと数々のワークショップを開催しています。
https://school.karadamainte.com/


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この記事の著者
カラダメンテ養成スクール

監修者

カラダメンテ養成スクール

東京でボディーワークの資格取得を目指す「カラダメンテ養成スクール」
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