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「感覚器からアプローチするトータルコンディショニング講座」ワークショップレポート

感覚器についての説明をする講師と講座を受ける生徒

2019年09月25日更新

 

「感覚器からアプローチするトータルコンディショニング講座」どんな方が参加してるの?

定期的にトレーニングやストレッチをしているのに、なかなか筋力UPしない、柔軟性が上がらないなど、思うような効果が感じられないと悩みを抱えている方も少なくありません。

身体運動には、通常意識される「体性感覚」の他に、様々な感覚器の機能を働かせることが大切です。

このワークショップでは、視覚、前庭機能、脳への刺激などの体性感覚に加え、様々な感覚器を使いながら、身体への負担が小さくラクに動ける「効率的なカラダ」になるためのコンディショニングアプローチを習得します。

申込希望が殺到したこともあって大スタジオに変更し、定員18名、満員御礼の熱気の中開催しました。
パーソナルトレーナーやストレッチトレーナーなどフィットネス指導者だけでなく、理学療法士、整体師、高齢者向けの介護指導者などセラピストの方々もコンディショニング+αの技術を習得するために参加されていました。

”痛み”とはなんなのか?

まずはイントロダクションで、講師から”痛み”に関する最新研究の紹介があったので、まとめてみました。

・痛みとは、100%脳からのアウトプットである。
・痛みとは、脳が生命活動の安全性をベースに、受け取った情報を処理した結果である。
・組織的なダメージ、器質的な変化するがあることと痛みがあることは同じではない。
・痛みとは生命活動における脅威と、それに伴う行為に関するシグナルであり、組織のダメージがあるということではない。
・脳には痛みを感じる部位は存在しない。
・痛みの神経マトリックスは、個人により千差万別である。

以上のことから、痛みの治療におけるターゲットは、常に「脳」であるといえます。
このワークショップのタイトル通り、コンディショニングは「感覚器からアプローチする」必要があるということがわかりますね。

アウトプットのために大切なインプットを評価します

「入力(インプット)」 → 「統合」 → 「出力(アウトプット)」という経路があって、人は正しい動きができるようになります。
つまり「感覚入力」した情報を、「脳」で統合し、「運動」として出力するのです。
様々な感覚をインプットすることで適切なアウトプットが可能になります。

そのためにまずは、インプットする器官である視覚機能(前庭機能、視覚、体性感覚)を評価します。

以下の4つのエクササイズで、動き、明瞭性、奥行きの判断、周辺視野の視覚機能をチェックしていきます。
① GAZE・・・ターゲットを3〜5秒注視する
② パスート・・・動く対象物を目で追う
③ ペンシルプッシュアップ・・・遠近感の変化する対象物を追う
④ サッケード・・・対象物から別の対象物へ移動する

脳と運動の統合のためのアプローチでトータルコンディショニング

次は、脳と運動の統合のためのアプローチです。
動きの質を改善するために、大脳・小脳・脳幹の3つの領域は必須です。

① 大脳・・・動きの決定・発生
② 小脳・・・運動のエラーを修正・統合
③ 脳幹・・・姿勢や筋緊張、自律神経系の制御

といったように各々の役割があります。

評価→エクササイズをしたあとの動作チェックで、
明らか変化にする生徒さんが続出して「お〜」といった感嘆の声がなんども上がっていました。

頭が?マークになることもあるくらい、かなりマニアックな内容ではあるものの、
即効性を実感できる内容で、根本からコンディショニングするためには「脳」へのアプローチは欠かせないなぁと感じました。

ご参加いただいたお客様の声

・歩行や立ち姿勢のバランス感覚が大きく変わった。普通に歩いていても安定感が違うのがわかる。
・タイムリーに脳を活性化させるボディワークを取り入れていたので、バレエレッスンにも使いたいです。消化するのに時間がかかりそうですが、非常に内容が濃かったです。
・脳の機能でこんなに身体が変わることにびっくりです。どんどん実戦で使っていきたいと思いました。
・脳機能について初心者でもわかりやすく飲み込みやすかったです。即効性があり自分の身体で変化を感じたので、お客様にも伝えやすい内容でした。

今回レポートをしたワークショップはこちらです!
感覚器からアプローチするトータルコンディショニング講座

[ストレッチの上位資格「パーソナルトレーナー」を目指す方は]
IBMA認定パーソナルトレーナー資格取得コース

[参考ブログ記事]
スイッチをオン・オフ!呼吸筋トレーニングで体幹インナーマッスルを整える!

この記事の著者
カラダメンテ養成スクール

東京でボディーワークの資格取得を目指す「カラダメンテ養成スクール」
IBMA認定資格、加圧国際大学認定資格など、ボディワークに関する権威のある資格取得を目指すスクールです。

①ヨガインストラクター資格
②ピラティスインストラクター資格
③パーソナルストレッチトレーナー資格
④パーソナルトレーナー資格
⑤タイ古式マッサージセラピスト資格
⑥加圧トレーニングインストラクター資格

6つの資格コースと数々のワークショップを開催しています。
https://school.karadamainte.com/


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この記事の著者
カラダメンテ養成スクール

監修者

カラダメンテ養成スクール

東京でボディーワークの資格取得を目指す「カラダメンテ養成スクール」
IBMA認定資格、加圧国際大学認定資格など、ボディワークに関する権威のある資格取得を目指すスクールです。

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②ピラティスインストラクター資格
③パーソナルストレッチトレーナー資格
④パーソナルトレーナー資格
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