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ベビーヨガとは?効果や時期・自宅でできる簡単なやり方。
2019年08月02日更新
この記事のポイント
・ベビーヨガは赤ちゃんと一緒にスキンシップをとるもの
・赤ちゃんの身体の発達や母体の産後の回復、リフレッシュなどに効果がある
・始める時期は首が座ってから、心配な方は医師に相談してみる
ベビーヨガとは?
ベビーヨガは、赤ちゃんと一緒にスキンシップをとり、ヨガのポーズを行うものです。
一般的なヨガのポーズよりも、赤ちゃんとの触れ合いを重視し、親子で楽しみながら行います。
そのためダイナミックなヨガのポーズより、ストレッチやリラックス効果のあるものや、抱っこやマッサージなどで赤ちゃんの身体に触れて刺激を与えられるものが多く取り入れられます。
ベビーヨガの効果とメリット
赤ちゃんへの効果
・身体と脳を刺激し成長の発達を促す
・背骨の強化
・関節の柔軟性を高める
・内臓機能を活性化する
・リラックス
・免疫力のアップ
・一緒に行う親への安心感のアップ
・言葉の理解
乳幼児期の脳の発達速度は目覚ましく、3歳になる頃には成人の脳の重さの70%以上にもなります。
この著しい成長の時期に、外界から受ける刺激によって、神経回路のネットワークが作られていきます。
そのため、この時期にベビーヨガなどで適切な刺激を身体に与えることは、赤ちゃんの能力開発にとても重要です。
また、ヨガの間、赤ちゃんに声をかけながら行うことで、赤ちゃんが言葉を理解する助けにもなるでしょう。
親への効果
・女性の場合は出産後の体力回復や骨盤調整
・育児の疲労回復やリフレッシュ
・赤ちゃんとのスキンシップによる信頼関係の構築
・肩こりや腰痛の緩和
快感物質の代表としてよく取り上げられるホルモン「エンドルフィン」と「オキシトシン」は、スキンシップによって放出され、満足感と幸福感をもたらすとされています。
特に別名「幸福ホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」は、赤ちゃんを可愛がる親の愛情を深め、心を落ち着かせて不安を取り除く効果があります。
赤ちゃんと肌を触れ合う時間を十分にとり、しっかりコミュニケーションを取ることで、親と赤ちゃんの両方に「エンドルフィン」と「オキシトシン」が分泌され、親子の愛情が深まり、お互いの信頼が高まるのです。
[参考ブログ記事]
産後うつ(マタニティブルー)回避にヨガが効果的?親子ヨガ・ベビーヨガで心身をリフレッシュ
いつから初めていいの?
ベビーヨガを行うのは、一般的には赤ちゃんの首が座ってからが良いと言われています。
生後3ヶ月程度で首は安定してきますが、不安な方は医師に相談すると良いでしょう。
また、出産後の女性の場合は、母体の回復の状況をみて、少しずつ取り入れてみるといいでしょう。
産後は疲労が溜まっているため、無理をせずに、親子で楽しみながらできる体調になってからがおすすめです。
自宅でできる!簡単ベビーヨガのやり方
スキンシップを通して楽しく赤ちゃんとの絆を深めましょう。
① 大きく脚を開いて、脚の間に赤ちゃんを寝かせます。
② 赤ちゃんの足首を持って、足の裏同士を合わせます。
③ 親は、顔を赤ちゃんの方に近づけ、赤ちゃんの足の裏を、親のほっぺたにタッチさせます。
このとき、「ほっぺにタッチ」と声に出して、触れ合っている部分の名前を教えてあげましょう。
④ リズムに合わせながら、再度赤ちゃんの足の裏同士を合わせて元の状態に戻ってきたら、次に親の口や耳など、他の色々な部分に、赤ちゃんの脚の裏をタッチさせるという動作を繰り返していきます。
リズムよく行って、赤ちゃんも親も遊び感覚で楽しみながらスキンシップをとりましょう。
このスキンシップは、たくさんの神経が集まっている足裏の感覚を刺激して、赤ちゃんの内臓機能を高めたり、赤ちゃんが身体の各部位の名称を楽しみながら覚えていくことが期待できます。
親は、開脚前屈をしながら行うので、下半身だけでなく、腰を伸ばすことで疲れやむくみを軽減できます。
[参考ブログ記事]
座位の開脚前屈(ウパヴィシュタ・コーナアーサナ)を段階的に進める方法
まとめ
赤ちゃんと二人きりで、じっくりと向き合う時間は、日々の育児の忙しさの中で、ともすれば後回しにしてしまいがちです。
慌ただしく過ぎていく子育ての毎日の中で、肌と肌が触れ合い、赤ちゃんとニッコリと見つめ合うベビーヨガの時間は、赤ちゃんにも親にとっても、楽しく、かけがえのないひと時となるでしょう。
誰かと一緒に身体を動かしたり、笑顔で見つめ合うことは、まだ言葉がわからない赤ちゃんとのコミュニケーションを活発にします。
また、様々な動作を組み合わせたベビーヨガによって、全身に心地よい刺激を受けてリラックスした赤ちゃんは、ストレスホルモンの分泌が減少し、免疫機能も高まると言われています。
ぜひ赤ちゃんとゆっくり向き合い、肌を触れ合うベビーヨガの時間を取ってみましょう。
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[参考ブログ記事]
親子ヨガでふれあいを。自宅でできるおすすめ親子ヨガポーズは?
【動画あり】産後の骨盤の歪みを改善する「骨盤調整ヨガ」のポーズとやり方
自宅でできる!簡単おうちヨガ【動画あり】
ヨガを長く楽しく続けるための8つの心得とは?
監修者
naoco
複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。
[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了
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naoco
複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
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自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。
[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了