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  • アロマテラピー

アロマテラピーの歴史と発祥とは?

アロマの伝統的な作られ方

2019年07月26日更新

 

医療現場でも注目されるアロマテラピーとは?

初めに、アロマテラピー(芳香療法)とは、もともとはフランス語の「Aromatherapy」のことです。「Therapy」の読み方がフランス語(テラピー)か、英語(セラピー)かの違いになります。

ただ、フランスとイギリスでは、Aromatherapy(以下、アロマテラピーに統一)に対する考え方や使い方には差があるようです。
フランスでは治療行為としてアロマテラピーが行われ、イギリスではアロマテラピーは日常的に生活に取り入れられ上手に使われています。
共通して言えるのは、広く深く暮らしに欠かせないものとなっているアロマテラピー。

ストレス社会の中で、精油(アロマ)のリラックス効果が注目され、アロマテラピーという言葉をご存知の方も多いではないでしょうか。
眠れない夜に気分を落ち着かせてくれたり、イライラを抑えてくれる等の効果が期待出来る精油(アロマ)は、現代人にとって本当にありがたい存在です。

現在では、「アロマヨガ」「アロマピラティス」などのアロマを使ったレッスンの時間を設けているヨガ・ピラティススタジオは数多くあり、ショップ等でもアロマに関する書籍や雑貨などが取り扱われています。
また、医療現場でもその効果は注目され、現代医学をサポートする療法の一つとしてもアロマテラピーを取り入れる病院も増えてきています。

 

世界各国のアロマテラピーの歴史

そんな私たちの手助けとなっているアロマテラピー。
アロマがいつからどのように使われていたのか等、アロマテラピーの歴史についてお伝えしていきます。
アロマテラピーの起源は、古代文明までさかのぼります。紀元前4,000年頃のエジプトでは、ミイラを作る際の防腐材として、没薬(ミルラ)やシダーウッド等の植物を用いたり、神殿では、薫香(お香のようなもの)で神々を祭るという宗教儀式に使用され、植物の力は古代から人々にとって、身近で欠かせないものでした。
「アロマテラピー」という言葉が生まれる前から、香りは色々な場所、大切な場面で用いられていたのです。

それでは、各国、各時代のアロマの歴史をみていきましょう。
[ギリシャ・ローマ] 古代アテネでは、宴会のテーブルによい香りの花を入れた袋や練り香の瓶を置いて楽しんでいたと言われています。また、芳香油には薬効があると、マッサージなどにも使用されていました。
ギリシャからローマへと精油の知識が伝えられた紀元前100年頃には、ローマの人々は、公衆浴場「カラカラの浴場」を作り、入浴後に、バラの香油によるアロママッサージを受けたり、女性は、ローズウォーターを体につけ、男性は、顔を蒸しタオルで覆った後、芳香油を使って肌を整えていたと言われています。
また、医学の祖と呼ばれるヒポクラテスも医療に用いており、400種類以上ものハーブを処方していました。

[中国] 中国では、3,000年の歳月を経て育まれた「中国漢方」、の漢方薬として、医療に欠かせない必需品でした。
体の中から発せられるよい香りは、女性の身だしなみとも言われ、裕福な家では、女性の体臭をよい香りにするために、秘伝の香りを服用していたと言われています。香りを贅沢に使えるかが8世紀ごろのステータスだったようです。
また、香りで有名な楊貴妃が住んでいた屋敷は、「沈香亭(じんこうてい)」と呼んでおり、柱は、沈香や白檀、壁は麝香、乳香などを練りこんだ壁だったそうです。

[インド] インドには、紀元前2,000年頃からあるベータ文学に700種以上の植物に関する記述があり、3,000年以上の歴史を持つとされるアーユルヴェーダへと発展し、伝えられています。
西洋医学が入ってくる前までは、アーユルヴェーダは医学などの役割を担っていたので、病気は「アンバランス」としてとらえられ、その平衡を取り戻すために自然のものである植物を使用していました。
インドは、豊富な薬草に恵まれ、その栽培が組織、統制された歴史があります。

[日本] 菖蒲湯、ゆず湯、として入浴の際に使用されていました。平安時代には、香料が多種輸入されるようになり平安貴族たちは衣服に香をたき込め、移り香を楽しんだり、部屋に香を焚きしめる「空薫(そらだき)」などの習慣があったと言われています。
また、奈良時代に仏教とともに香木が伝わり、供香(くこう)=仏前を清め邪気を払うこととして用いられていました。
昔の香りで珍重されていたものは、正倉院の中に保管されており、香木の中で有名なのが、「蘭奢侍(らんじゃたい)」です。
正倉院には、沈香などの珍しい香木から、麝香(じゃこう)、白檀(びゃくだん)、桂心(けいしん)、琥珀(こはく)、等が保管され、これらは薬の原料として使われていました。日本でも、香りは薬として古くから使われ、香道として文化として息づいていたのです。
 

アロマテラピーが誕生したきっかけは爆発事故で負った火傷だった

私たち人類が植物の持つ生命力やエネルギーを、体内に取り込んでいくという生活の知恵は、長い時を経て1910年6月、アロマテラピーの発展に大きな意味を持つ有名な事故が起こります。
作業室での実験中に爆発事故が発生し、フランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセは頭と両手に大きな 火傷を負います。
その時に、手元にあったラベンダー精油をとっさに使用したところ、火傷の傷が短期間で回復し、しかも傷跡もきれいに治ってしまったのです。
彼はラベンダー油の優れた特性を身を持って体験し、エッセンシャルオイル(精油)の治療効果に驚き、このことをきっかけにエッセンシャルオイル(精油)の研究を深めていきます。そして1928年、ルネ・モーリス・ガットフォセは、「アロマ(芳香)」と「テラピー(療法)」を合わせた造語、アロマテラピー(芳香療法)という名称をこの世に生みだしたのです。
 

ライフスタイルとしてのアロマへ

このような長い歴史をたどり、アロマテラピーは世界中の様々な国のたくさんの人々の手助けとなっています。
アロマはとても身近な存在で、いろいろな場面でその効果・効能を役立てながら私たちは生活しています。
また、日本では医療としてはまだ認められていませんが、「テラピー」という言葉にあるように、民間療法としても広がりつつあります。
現場においてもますますニーズが高くなっているアロマテラピー。
ボディーワーカーが、アロマの効果・効能を理解し、適切に取り入れていけるよう指導していくことで、ますますアロマテラピーも発展し、人々がより豊かな生活を築いていけるのではないかと思っています。

[参考ブログ記事]
アロマテラピーの効果とメカニズム
チャクラとアロマの関係【チャクラ対応アロマオイル記載あり】

この記事の著者
こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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この記事の著者
こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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