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女性性を引き出すおすすめのアロマオイル

ローズアロマとバラの花

2019年09月25日更新

 

 
女性性を引き出すアロマオイル

女性として生まれたからには、何歳になっても女性らしくいたいですよね。
女性の身体を守り、支配するのは「女性ホルモン」の働きです。
女性らしい体型や肌、髪、月経、妊娠、出産等、女性ホルモンの働きは、私たち女性にとって必要不可欠なのです。

女性ホルモンとは?

女性ホルモンの一つ「エストロゲン」は、生理や妊娠の為だけでなく肌や髪の新陳代謝を促し、女性らしい身体を作り、健康を保つための重要な働きがあります。

[エストロゲンの働き]
・肌のうるおいを保つ
・髪をツヤツヤにする
・気持ちを高める
・記憶力を高める
・骨を強くする
・血管を強くする
・善玉コレステロールを増やし、悪玉を減らす
・代謝を促す、肥満を予防する

この他にもたくさんありますが、いつまでもキレイで美しく、健康でありたいと願う女性にとって、女性ホルモンの存在はとても大きいのです。
しかし、女性ホルモンのピークは20代後半から30歳頃と言われており、それ以降、卵巣の力が少しずつ低下し、30代後半で老化が加速されます。
女性ホルモンは卵巣から分泌されますが、残念ながら卵巣はエステやマッサージ等では老化を食い止めることは不可能です。ホルモンが減っていくのは自然のことで、受け入れなければならない事実なのです。
もちろん、ホルモンが低下していくからといって”女性らしさ”がなくなるわけではなく、普段から「女性性」を意識して質を上げれば、女性ホルモンが刺激され、活性化されるというデータもあります。

女性性を引き出すアロマオイル

女性性の質を上げ、女性性を引き出すことは可能です!
身近なものだと、アロマテラピーがその一つです。
天然の植物から抽出された香りの成分で、心と身体の不調を改善してくれる手助けとなります。ここでは優雅な良い香りで、女性ホルモンを活性化してくれるアロマオイルをご紹介します。

① ローズ
幸福感を与えてくれる香りです。
PMS(月経前症候群)や更年期症状のイライラ緩和が期待できます。
② ゼラニウム
女性ホルモンのバランスを整える効果があると言われています。
血行を促し、むくみの改善も期待できます。
③ イランイラン
緊張からくるストレスを緩和し、心と身体のバランスを整えてくれます。精神的に疲れている時におすすめです。
④ ネロリ
感情が不安定で、身動きするのがとても辛いときに心を落ち着かせ、安心感をもたらしてくれます。
⑤ クラリセージ
エストロゲンと似た構造を持つ「スクラレオール」という成分により通経作用が有り、月経不順などの症状に有効なアロマオイルと言われています。

手軽なアロマオイルを使って、自分の中に眠っている「女性性」を引き出し、何歳になっても美しく生き生きと過ごしていきたいですね!

年齢と共に変化する女性の身体

女性の身体は、一生のうちで3度大きく変化すると言われています。
また身体だけでなく、精神面でも何度も大きく変化します。

日々の生活を丁寧に過ごし、ポジティブな気持ちで年齢に負けない身体と心をつくり、バランスのとれた生活をしたいですよね。
まずはどのように私たち女性の身体が変化していくのかを見てみましょう。

[20代]
・10代の頃より生活が変わり、身体の変化が起こる
・運動量が減り、体型が変化してくる
・急激なダイエットを行い、食事量を減らすことで、不健康になる
・ダイエットにより筋肉量が減り、基礎代謝が低くなる為、熱を作る事が出来ず、むくみや肌荒れ、老廃物が溜まりやすくなる
・成長ホルモンの分泌が下がる

[30〜35歳]
・筋肉量が減り、基礎代謝も下がり、脂肪がつきやすく太りやすくなる
・仕事中心の生活になったり、親になったりと、それぞれの環境で忙しくなる年代
・睡眠不足や運動不足、不規則な生活やストレスでホルモンバランスが乱れてくる
・ホルモンバランスが乱れることで、血液循環が悪くなる
・妊娠・出産を経験し、脂肪がつきやすくなる
・出産後は体型がくずれる

[36〜49歳]
・顕著に筋肉の衰え、代謝の衰えが現れはじめる時期
・女性ホルモンの分泌量が急激に37歳頃から減っていき、40代半ば頃からさらに加速する
・女性ホルモンの分泌の低下に従い、脂肪のつく場所が腹部を中心につくように変化してくる
・筋肉量の低下で皮膚にハリがなくなり、脂肪はたれ下がってくる
・腹筋や背筋、太ももの筋肉が落ちて、姿勢が悪くなる
・代謝の衰えで疲労感が抜けにくくなる
・皮下脂肪が厚くなり、バストやヒップの下垂が目立ち始める 

[50〜65歳]
・閉経後は内臓脂肪の肥満が多くなる
・更年期障害で精神的にも肉体的にもバランスを崩しやすくなる
・高血圧、高脂血症、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病になりやすくなる
・筋肉量が急激に減り、腰痛・関節痛が起こりやすくなる
・”ぼけ”の症状がでてくる

このように女性は一生を通してこんなにもたくさんの変化があるのです。
自身の身体と心の変化に上手に付き合っていく為に、アロマテラピーを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
アロマオイルで身体と心のバランスを整えて、自己治癒力を向上させ、どのステージにおいても女性が健やかに美しく過ごすためのセルフケアを習得しましょう!
早速、女性に効果的なアロマオイルをいくつかご紹介したいと思います。

女性に役立つ精油(アロマオイル)

① ローズ
精油1滴が、バラの花200個分ともいわれ、価格も高価でひときわ高い効果が得られると言われています。
ローズは女性の病気に効くと考えられていたので、「ローズ=女性」というイメージが付き、「精油の女王」と呼ばれるようになったそうです。
血液の循環を良くし、女性ホルモンのバランスを整え、健康、美、若さの象徴としてアンチエイジング効果が高いオイルです。
日本では昔から婦人病を「血の道」と表現されているように、血の巡りと女性ホルモンは深い関係があり、ローズオイルは血液の巡りを良くすることで、冷え解消に効果的と言われています。
女性ホルモンの乱れや冷えは、生理痛や月経周期の乱れ、更年期の症状を引き起こす可能性があるので、ローズオイルが女性ホルモンの働きをサポートし、女性特有のお悩みを助けてくれます。
また、抗菌作用や皮膚の調子を整える作用があると言われているので、ローズのハーブティーを飲んだり、植物オイルと混ぜて肌に塗ることで肌の調子も整えてくれると期待されています。
究極は、ローズの香りを嗅ぐだけでも肌がきれいになるとも言われています。

② ゼラニウム
ゼラニウムは、バラの花の香りを感じさせ、甘くてフローラルでとても華やかな香りです。
精油の女王と言われるローズの代用となり、スキンケアなどにも多く使用されているオイルです。
ストレスによる緊張を緩め、不安やイライラを鎮静させ、心身を安定させてくれる効果があるため、女性に嬉しく万能なオイルとして知られています。
ホルモンの調整作用がある為、生理不順や月経前症候群(PMS)、月経痛、更年期障害などの悩みを抱えている人は、ゼラニウムの香りは手助けになります。
また、身体のむくみを改善する効能もあります。
体液が滞留してしまうと、手足や顔がむくみがちになりますが、そういったむくみを改善する効果も非常に高いのです。
このむくみの改善が期待できるゼラニウムの効果は、身体に溜まった毒素の排出効果にも繋がります。
女性に嬉しいのが肌にも効果が高く、皮脂のバランスを整える作用や殺菌作用、収れん作用がありますので、美肌効果を持ち合わせています。
にきびのケアや化粧品にもゼラニウムは使用されていることが多いのも特徴です。
精神面では、気持ちを明るく高揚させる作用があり、不安を感じたり、ストレスが溜まった時等に香りを嗅ぐだけでもおすすめです!

③ イランイラン
エキゾチックな甘さのある魅惑的な香りのため、好き嫌いがはっきりと分かれるオイルですが、特有の甘い香りがもたらす抗不安作用によって、呼吸や心拍を整え、緊張感からくる興奮状態を解きほぐしてくれる効果が期待できます。
古くからインドネシアでは、新婚初夜のベッドにイランイランの花びらを散らす習慣があります。
これは視覚的な美しさもありますが、新婦の緊張を和らげる抗不安作用に着目し、ベッドに花びらをちりばめる習慣は古くから言い伝えられています。
喜びや官能的な高揚感、安心感、催淫効果もあるといわれる魅惑のイランイラン。
ホルモンのバランスを整え、子宮の強壮など生殖機能を高めてくれるので、不妊にも効果を発揮してくれる可能性が高く、妊娠への期待ができるとも言われています。
美容の面では皮質の分泌を整えてくれるので、乾燥肌や油性肌等のすべてのタイプの人に有益です。
女性にとっては官能的な高揚感や安心感を与えてくれるので、女性本来の持つ女性らしさを引き出す効果が期待できます。
媚薬効果があるとも言われている甘くセクシーな花の香り、イランイラン。
絶世の美女と呼ばれた楊貴妃やクレオパトラが愛した香りを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

アロマテラピーで幸せホルモンを分泌!

人間には、視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚の五感がありますが、中でも「嗅覚」は、大脳に直接伝達する唯一の感覚であり、香りによる心身への影響はとても大きいのです。
だからこそ変化の多い女性には、健康的な日常を過ごす為の手助けとして、アロマセラピーがおすすめなのです。 

人は幸せと感じるときに「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されます。
好きな香り、良い香りを嗅いで「幸せ」を感じ脳に働きかけ、幸せホルモンとされる「セロトニン」をたくさん分泌させましょう!
オイルの小瓶を持ち歩き、外出先でもキャップを外して香りを嗅ぐだけでも十分効果は期待できますよ!

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[参考ブログ記事]
アロマテラピーの効果とメカニズム
香りが生理痛に効果的!生理中におすすめのアロマオイル
誰でも簡単に始められる!アロマオイルのおすすめの使い方

この記事の著者
こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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