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花粉症に効果的なアロマの種類とおすすめオイル

花粉症の女性

2019年07月26日更新

 

花粉症に効くアロマテラピー

目はかゆく、鼻はグズグズ…
この時期、花粉症で悩まされ、憂鬱になっている方も多いのではないでしょうか。
目の充血、かゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりと、花粉症の症状はさまざまですが、精神的にイライラすることも多く、集中力もなくなってストレスも倍増します。

アレルギーチェックも含め、まずは医師の診断を仰ぐことをおすすめしますが、薬には頼りたくない!という方も多くいます。
そこで、花粉症対策としておすすめなのが「アロマテラピー」です。
欧米では、春先のアレルギー予防のために、冬の終わり頃になると、抗アレルギー作用のある”ネトル”や”エルダーフラワー”などのハーブティーを飲んで備える習慣があるそうです。 
日本でも、アロマテラピーは自然の香りとその成分の持つ作用で、症状そのものと心の両面からケアしていく方法として、近年高く注目されている方法です。
しかし、アロマオイルは種類が多く、花粉症対策で自分に合ったオイルを選ぶのは難しいと思うので、今回は花粉症に効果的なアロマオイルをご紹介します。
心にも身体にも効くアロマテラピーで、花粉症を乗り切って快適な生活を送りましょう!

目の痒みに効果的なアロマオイル

目の粘膜に直接付着してしまう花粉と、鼻から侵入する花粉が目の痒みの原因です。
ロイコトリエンという化学物質により粘膜に滲みでる為に目が腫れてしまい、この炎症が起こっている目の痒みとなるのです。
アレルギー反応で作り出される化学物質は、直接知覚神経にも作用することがあるので、痒みがおさまらず酷い場合には病院へ行きましょう。

では、目の痒みを軽減するアロマオイルをご紹介します。
目の痒みには抗炎症作用を持つアロマオイルがおすすめです!

・ラベンダー
鎮痛、抗炎症、粘膜鎮静作用
・カモミール
抗炎症、アレルギー緩和作用

① マスクやハンカチに1滴染み込ませておくと、外出先でも目のかゆみの緩和に役立ちます。
② 洗面器などに水をはってアロマオイルを2~3滴落とし、おしぼりやハンカチを浸し、軽く絞って、目に当て冷湿布(アイパック)を行うと目の痒みを和らげてくれます。(アロマオイルの質が大事です。特に身体に直接ふれる湿布の場合には、100%ピュアで混じり気のないものを選びましょう。)
③ 2~4%程度に薄めた液をつくり、よくかきまぜたあとスプレー容器に入れ、よく振ってからお部屋に香らせます。

鼻水、鼻づまりに効果的なアロマオイル

鼻水、鼻づまりの原因は、アレルゲンに対する免疫の過剰反応です。
花粉症アレルギーの引き金を引くのは、私たちの皮膚や粘膜など全身の組織に広く分布するマスト細胞(肥満細胞)といわれるものです。
花粉やダニ由来のタンパク質などアレルギーの原因物質(アレルゲン)と反応したマスト細胞は、ヒスタミンなどの生理活性物質を放出し、身体の各所で炎症を引き起こします。
症状はヒスタミンが放出される部位によって異なりますが、鼻水、鼻づまり、眼の痒み、涙眼、息切れ、肌の乾燥は全て、肥満細胞が局所で反応している徴候です。
鼻水、鼻づまりには抗菌作用を持つアロマオイルがおすすめです!

・ユーカリ
抗菌作用、抗炎症、免疫力UP、感染症予防
・ティーツリー
抗菌作用、免疫力UP、感染症予防、殺菌&消毒効果

① マグカップに湯気が軽く上がる程度のお湯を張り、アロマオイルを2~3滴落とし、鼻に近づけて蒸気吸入すると緩和されます。
② 鼻づまりには、鼻の両脇を指圧したり、目と目の間をつまむようにマッサージすると効果的です。
③ 湯気が軽く上がる程度のお湯を洗面器に張り、アロマオイルを2~3滴落とし、温かいタオルを浸して絞り、後頭部、首の後ろ、鼻の部分に温湿布すると症状を和らげることができます。
④ コップにティーツリーオイルを1滴垂らし、お水を一杯注いでよくノドを洗浄すると、とてもリフレッシュします。(誤って飲まないように注意して下さい)

まとめ

また、寝つきが悪いときや、体調が悪いとき、鼻づまり等でなかなか眠れないときの方法として、お風呂にアロマオイルを3〜6滴たらして入浴すると、ストレス解消、気分リラックスに加え、精神的な安定、花粉症に対する免疫力アップの効果があります。

アロマディフューザーで好きな香りを焚いておくのも、殺菌、抗菌作用が働くのでおすすめです!
色々な方法でゆっくりと香りを楽しんで、倦怠感や抑うつ感情もリフレッシュし、重苦しく嫌な季節にアロマオイルの助けを借りて乗り切りましょう!
薬のような副作用もなく、安心して使えるのでぜひアロマテラピーを花粉症対策として取り入れてみて下さいね!

[参考ブログ記事]
アロマテラピーの効果とメカニズム
誰でも簡単に始められる!アロマオイルのおすすめの使い方

この記事の著者
こまり

監修者

こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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こまり

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こまり

体育短大卒業後、某大手テーマパークにてショーやパレード、ツアーダンサーを勤める。
舞台・CM・TV・チアガール等を経験し、現在は「カラダメンテ養成スクール」にてピラティス、ヨガインストラクター資格スクール講師を務めながら、劇団の振り付け指導や監修なども行うヨガ、ピラティスの専門家。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・AEAJ(日本アロマ環境協会)認定アロマテラピーアドバイザー
・内閣府認証NPO法人国際セラピスト協会認定トラディショナルバリニーズセラピスト


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