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【動画あり】英語でヨガを教えるために必要な単語やフレーズ、コツとは?

ヨガの座位ポーズをするインストラクターと生徒

2019年09月16日更新

この記事のポイント

・英語でヨガを教えられるようになると、活動の幅が大きく広がる。

・ヨガのレッスンを英語で行うためには、主な身体部分の英単語と動作の言い回しを覚える。

・ヨガのスタイルによってインストラクションの長さは調整するのがおすすめ。

・慣れるまでは何度も練習をし、スムーズに英語が出てくるようにする。

・練習段階であなた自身が疲れないようにシンプルなインストラクションを心がける。

英語でヨガを教えられると、インストラクター としての活動の幅が広がる

ヨガの人気が広まるにつれ、「英語でもヨガを学んでみたい」という日本人の生徒が増えています。
海外旅行先でもヨガのクラスを受けたり、世界各地の本場のヨガを体験できるなどメリットは多くあります
ヨガインストラクターも、日本のみならず海外にもヨガの活動を広げることを目標にしている講師が多くいます。
英語でヨガを教えられると、人種や場所を問わずに多くの人にヨガを広めることが可能になるでしょう。

英語でヨガを教えるには、決してネイティブスピーカーでなければならいということはありません
基礎単語や簡単なフレーズを抑えることで、誰でも英語でヨガを教えることができます。
重要な点は、シンプルでわかりやすいクラスにすることです。
インストラクターとしての活動の幅を広げるきっかけとなりうるヨガ英語の上達方法や練習のコツを紹介します。

ヨガ英語上達の方法とコツは?

英語のヨガクラスのインストラクションは、日本語と変わらず、身体のパーツと動作を伝えていきます。
通常のクラスでは、子供でも理解できる日常の英単語を使いましょう。
解剖学的な専門用語は、上級者の生徒やインストラクター向けに使います。

英語によるヨガの指導は、言葉やリズムの流れに慣れるまで練習を積み重ねることで上達します。
最初はすぐに単語が出てこないこともあるでしょう。
英語でスムーズに教えられる様になるには、多くの経験を積むことが大切です。
初めから失敗を恐れず、そして完璧を求めず、練習中だということに理解をしてくれる気のおけない生徒や仲間に協力してもらうのもおすすめです。

ヨガ英語ステップ1:身体の主なパーツの名前を覚えよう

ヨガの指導では、「膝を胸に引き寄せ〜」など、身体のパーツの名前が必ず出てきます。
ヨガでよく使う身体の基礎英単語を参考にしてみましょう。

基本の身体のパーツ名

足指:toes(トーズ)
親指:thumb(サァム)
足:feet(フィート)※足指から踵
踵:heel(ヒール)
膝:knee(ニー)
脚:leg(レッグ)※足先から太もも
太もも:thigh(サァィ)
ヒップ:hip(ヒップ)
背骨:spine(スパイン)
胸:chest(チェスト)
体幹:core(コア)
腕:arm(アーム)
肘:elbow(エルボー)
手:hand(ハンド)
指:finger(フィンガー)
手の平:palm(パーム)
背中:back(バック)
肩甲骨:shoulder blades(ショルダーブレード)
肩:shoulder(ショルダー)
首:neck(ネック)
顔:face(フェイス)
目:eye(アイ)
頭の頂点:crown of the head(クラウン・オブ・ザ・ヘッド)

ヨガ英語ステップ2:基礎動作の単語を覚えよう

動作の表現は、英語のレベルやインストラクターの個性によって様々な言い方が存在します。
始めは、基礎英語で”分かりやすく伝える”ことを優先にしましょう。

基礎動作の単語

呼吸:breathe(ブリース)
吸う/吐く:inhale/exhale(インヘール/エクスヘール)
そのまま:stay/hold(ステイ/ホールド)
立つ/座る/寝る:stand/sit/lie down(スタンド/シット/レイダウン)
左/右:left/right(レフト/ライト)
上げ/下げ:up/down(アップ/ダウン)
前/後ろ:foward/back(フォーワード/バック)
ジャンプ:jump(ジャンプ)
曲げ/伸ばし:flex/point(フレックス/ポイント)
持ち上げ/沈む/落とす・下げる:lift/sink/drop(リフト/シンク/ドロップ)
ねじる:twist(ツイスト)
伸ばす:lengthen(レンスン)
側面・横側:side(サイド)
回転:roll(ロール)
真っ直ぐ/曲げる:straight/bend(ストレート/ベンド)
開く/閉じる:open/close(オープン/クローズ)
筋肉を働かす:engage(エンゲージ)
内旋/外旋:internal/external rotation(インターナル/エクスターナルローテーション)

ヨガのポーズ名はサンスクリット語と英語どっちがいい?

ポーズ名は、英語にこだわらなくても構いません。
実際に海外のインストラクターは、サンスクリット語や英語を使う人はそれぞれです。
しかし、ヨガにおけるサンスクリット語のポーズ名は、世界共通語で使われます。
そのため、サンスクリット語でポーズを覚えている方はサンスクリット語で行う方がスムーズにクラスを進められるかもしれません。
もし英語でポーズ名を覚えている方は英語を使いましょう。
始めのうちは、サンスクリット語や英語に関わらず、普段自分が記憶している方を使うのがいいでしょう。
上達のコツは”あなたがクラスを進めやすい方”を選択することです。

フレーズは長すぎずシンプルにするのがコツ

ヨガの指導のポイントは「シンプル」にわかりやすく言葉を繋げることです。
ヨガの種類によっては、ゆっくりのスピード、早いスピードのクラスがあります。
ゆっくり丁寧にポーズを教えるクラスの場合は、スローモーションのように細かく説明する時間があります。
しかし、ヴィンヤサヨガのように、一つ一つのポーズの動きのスピードが早い場合は、完璧な英文章ではなく、言葉を削りながら的確にポーズの誘導をしなくてはなりません。

前屈のポーズを説明する場合の英文を例にしてみましょう。
「Bend from the hip, tilt the rim of your pelvis forward, and bend your knees if necessary. Your palms on the floor in front of your feet and lengthen all the way from your tailbone to the crown of your head.」

(日本語訳:骨盤を前傾させ、お尻から上半身を倒します。必要であれば、膝を曲げましょう。手の平を足の前に置き、尾骨から登頂までを長く伸ばします。)

このような細かいインストラクションは、動作をゆっくり一つ一つ丁寧に確認しながら動いていくクラスに向いています。
もしこの丁寧なインストラクションを、同じようにヴィンヤサのクラスで伝えた場合、早口でも最低5秒はかかるでしょう。
聞き手は言葉の多さに困惑してしまいます。
早いスピードで動いていくヴィンヤサは、同じポーズの場合「Bend forward, heads down to uttanasana」(日本語訳:前屈をしてウッターナーサナ)と、最後にポーズ名を加え、シンプルに省略すると、生徒にも伝わりやすくなります。
ホールドする時間があれば、細かいアライメントや軽減方法などポーズに入ってから伝えてみましょう。

[参考ブログ記事]
海外で人気のヨガスタイル9選★違いを知って自分に合った種類を見つけよう!​

簡単な英語フレーズを使った太陽礼拝

ヨガの基礎ともなる「太陽礼拝」を英語で紹介します。
流れは呼吸に合わせて行うため、出来るだけシンプルでわかりやすいインストラクションがおすすめです。

Sun Salutaion

Tadasana or Samasthiti :Feet together, hands by your side.
inhale :Hands up, shoulders down.
exhale : Bend forward heads down to uttanasana.
inhale:Half forward bend, lengthen spine.
(アシュタンガヨガは*をスキップ、”walk back “を付け加え)
*exhale:Walk feet back to plank pose.
*inhale: Stay there.
exhale:(”walk back”)bend elbows 90degree to chaturanga dandasana.
inhale:Chest lift up and open, upper dog.
exhale:Hips up to downward facing dog.  Stey here for 5breath.
inhale:Walk forward to half bend.
exhale:Bend forward, heads down.
inhale:Come all the way up, arms up.
exhale:Stand straight, hands down by your side.(Tadasana or Samasthiti)

まとめ

英語でヨガを教えられるようになると、活動の幅が大きく広がります。
担当するクラスはもちろん、プライベートで海外旅行に行ったときも、安心してヨガのレッスンを受けられるなどメリットが多くあります。

日本語指導と同じ様に、よく使う基本英単語を記憶することで、誰でも英語でヨガを教えることができます。
慣れるまでは、完璧を求めず、そして失敗に恐れず何度も練習することが大切です。
あなた自身が英語で疲れてしまわないためにも、難しい単語は使わずにシンプルな単語から始めてみましょう。

[参考動画]
英語で太陽礼拝を教えてみよう!

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[参考ブログ記事]
【動画あり】アシュタンガヨガの太陽礼拝A・Bのやり方をサンスクリット語で練習しよう!​
 

この記事の著者
SUN REI

監修者

SUN REI

日本のみならず10年間の海外留学でグローバルにヨガを経験する。ラジオやAppのヨガモデルなどヨガに関する様々な経験を経てヨガインストラクター、海外のヨガスクール「It’s Yoga Satellite」Ricardo講師のアシスタントと日本と海外の掛け橋役オーガナイザーとして活動するヨガの専門家。長期に渡る海外在住で培った経験をもとに海外のヨガに関する情報を発信している。
reiyoga.weebly.com

[保有資格]
・アシュタンガ指導者認定証取得 IYCインターナショナルヨガセンター
・100hr RocketYoga 指導者認定書取得「It’s Yoga Satellite」
・200hr RYS ashtanga vinyasa base 「It’s Yoga Satellite」


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日本のみならず10年間の海外留学でグローバルにヨガを経験する。ラジオやAppのヨガモデルなどヨガに関する様々な経験を経てヨガインストラクター、海外のヨガスクール「It’s Yoga Satellite」Ricardo講師のアシスタントと日本と海外の掛け橋役オーガナイザーとして活動するヨガの専門家。長期に渡る海外在住で培った経験をもとに海外のヨガに関する情報を発信している。
reiyoga.weebly.com

[保有資格]
・アシュタンガ指導者認定証取得 IYCインターナショナルヨガセンター
・100hr RocketYoga 指導者認定書取得「It’s Yoga Satellite」
・200hr RYS ashtanga vinyasa base 「It’s Yoga Satellite」


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