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赤ちゃんトレーニングってなんだ!?発育運動学をひも解きます

赤ちゃんトレーニングってなんだ!?発育運動学をひも解きます

 

関節の正しいポジションが肩こり・腰痛を根本的に改善する手助けとなる


同じ運動をしていても、肩こりや腰痛になる方もいれば、何も問題なく運動ができる方もいます。
この両者の決定的な違いとして、「関節が負担のない軌道で運動できているかどうか」が挙げられます。
つまり関節が正しいポジションにあるかを考える必要があります。

骨を動かすのは、筋肉の役割であるので、筋肉が適切に収縮しないと、適切な関節運動も起こりません。
もし、関節があるべき位置からズレていたとしたら、筋肉の動きはどうなるでしょうか?
筋肉には、主動筋と拮抗筋という考え方があり、表と裏の関係になっています。
関節が正しい位置にあることによって、初めてこの関節に付着する筋肉群の長さのバランスが適切になり、正しい筋肉の収縮がおこなわれるのです。逆に、関節が正しい位置にないということは、これに付着する筋肉は正しい長さで収縮することができず、負担がかかってしまったり、筋肉本来の働きができなくなります。
筋肉への過剰な負担を防ぎ、正しい収縮を行うためにも、関節の正しいポジションを保つことはとても重要なのです。
正しい位置にある関節は、骨と骨との接触面が最大になり、最も安定しやすく大きな力を少ない負担で発揮できるということになります。
 

次なるブームは赤ちゃんトレーニングメソッド!?


関節の正しいポジションを学習するための1つの方法として「発育運動学」、つまり赤ちゃんの動きがあります。
発育運動学は近年、日本でも「赤ちゃんトレーニング」といった表現方法で注目されています。
プロテニスプレーヤー錦織圭選手やハンマー投げ室伏広治選手も、この赤ちゃんトレーニングを取り入れていることで有名です。

赤ちゃんトレーニングが注目を集めている理由として、元々筋力が少なく、身体のバランスも決して良いとはいえない状態である赤ちゃんの動作は、より筋肉や関節に負担のかからない、人間の動きにおいて理想的だと考えられているからです。
赤ちゃんの動作をトレーニングに取り入れることによって、大人も赤ちゃんと同様に負担の少ない、バランスの良い動作が行いやすくなるというのが発育運動学のコンセプトの1つです。赤ちゃんは、大人に比べて筋力もなく、頭も大きく身体のバランスも悪いため、より身体の負担が少ない最小限の抵抗力での運動を学習します。
つまり関節も負担のない、正しいポジションにある状態なのです。

残念ながら、人間は成長するにつれて仕事や日常生活などの動作習慣などの癖が生まれ、自分が動かしやすい方向での動作に偏ってしまうのです。
偏った動作を繰り返すことで、コップから溢れ出した水のように、やがて痛みなどの機能障害へと繋がっていくことは簡単に想像できるでしょう。
このように赤ちゃんトレーニングは、機能障害をもった大人にとっても、負担の少ない動作を可能にする方法となるのです。
 

赤ちゃんトレーニングのやり方を紹介します


赤ちゃんトレーニングは、主にどのような動きなのでしょうか?
4つの姿勢における赤ちゃんトレーニングの例をご紹介します。

① 仰向けの姿勢、発育運動学でいう3ヶ月半にあたる姿勢です。
身体の位置を厳密に説明すると、股関節、膝関節、足関節は90度屈曲ポジションで、背中は反りすぎたり丸くなることがなく、床に真っすぐついている状態です。
このポジションでのトレーニングは、より体幹部を意識した動作が可能となり、体幹部の安定化に適したポジションとなります。
② 四つん這いです。発育過程でいうと7〜8ヶ月の肢位となり、肩甲骨や脊柱へのサポートがなくなるのでより身体への負担が高くなり、難しい肢位となります。
四つん這いでの動作の目的は、肩甲骨の固定、股関節の正しい動き方の学習、そして肩甲骨と股関節の協調性を養うことです。
③ 片膝立ちです。生後9〜10ヶ月で可能になる肢位であり、立ち上がりへの準備動作になります。
脊柱、股関節などへの負荷はもちろん高くなりますので、より安定した体幹、正しい関節の位置が要求されます。
この肢位は様々なトレーニングが可能であり、例えばチューブやケーブルなどを使った上半身のトレーニング、片脚から立ち上がるといった下半身のトレーニングに繋げることができます。
④ 立位姿勢です。重力、体重を含め身体への負荷が最大になるので、他の肢位に比べるとより安定した体幹部、関節の位置が必要になります。この立ち上がり肢位からスクワット動作に繋がるしゃがみ込みや、ランジや片脚スクワットに繋がる片膝立ちなど色々な動作パターンに繋げることが可能となります。

このように、ただ単にトレーニングマシンやダンベルを使って筋力トレーニングをするのではなく、適切な関節位置や動作を考慮してトレーニングすることが、機能向上を考える上で大切になっていくでしょう。
赤ちゃんトレーニングという新しいトレーニングの考え方も参考にしてみてくださいね。

[参考ブログ記事]
コレクティブエクササイズとは?

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この記事の著者
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

監修者

IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

[公式HP]http://ibma.asia/

ボディメンテナンスに関する様々な資格の認定事業を行い、確かな知識と技術を持った専門家を育成。
今後はアジア各国を中心とした啓蒙活動も視野に入れ、国際的な格調ある資格団体を目指している。
様々なボディメンテナンスの現場に携わる専門家を育成し、相互研鑽を通じて専門性を高め、世界にセルフメンテナンスの普及を図り、社会貢献していくことを目的としている。

[主な認定資格]
・IBMA認定ヨガインストラクター資格
・IBMA認定ピラティスインストラクター資格
・IBMA認定パーソナルストレッチトレーナー資格
・IBMA認定タイ古式マッサージセラピスト資格

この記事の著者
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

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IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

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ボディメンテナンスに関する様々な資格の認定事業を行い、確かな知識と技術を持った専門家を育成。
今後はアジア各国を中心とした啓蒙活動も視野に入れ、国際的な格調ある資格団体を目指している。
様々なボディメンテナンスの現場に携わる専門家を育成し、相互研鑽を通じて専門性を高め、世界にセルフメンテナンスの普及を図り、社会貢献していくことを目的としている。

[主な認定資格]
・IBMA認定ヨガインストラクター資格
・IBMA認定ピラティスインストラクター資格
・IBMA認定パーソナルストレッチトレーナー資格
・IBMA認定タイ古式マッサージセラピスト資格