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ヨガ・ピラティスインストラクターの給料・年収(収入)はいくら?【ヨガスタジオ経営者監修】
2021年02月28日更新
この記事のポイント
① ヨガ・ピラティスインストラクターの働き方(雇用形態)は、社員・フリーランス・独立開業の3つある。
② 働き方によってメリット・デメリットと給料の違いがある。
③ヨガ・ピラティスインストラクターは、お客様との関係性も深まるにつれ、やりがいが大きくなる仕事。
※スタジオ経営者、フリーランスヨガインストラクターが監修しています。
目次
ヨガ・ピラティスインストラクターの給料・年収
ヨガ・ピラティスインストラクターの資格を取得して、就職したらどれくらい給料・年収(収入)をもらえるようになるのか、フリーヨガインストラクターとして、自由に生活していくのは難しいのかどうか、ヨガのレッスン報酬はいくらもらえるのか、働き方のメリットとデメリットと合わせて紹介します。
働き方は、3つに大別される
ヨガ資格、ピラティス資格を取得した後の道には、大きく分けてこの3つの道があります。
①ヨガスタジオで正社員として働く
②フリーランスでヨガスタジオ・フィットネスクラブを掛け持つ
③ヨガスタジオを独立開業する
どれも、給料・年収や報酬は全く異なります。
また契約形態が違えば、社会保険も含めた福利厚生なども変わってくるため注意が必要です。
ここからは①〜③におけるヨガ・ピラティスインストラクターの給料・年収(収入)・報酬についてお伝えします。
①ヨガスタジオ正社員の給料や働き方
経済・給与面
例えば、大手ホットヨガスタジオ正社員の初任給は、3〜6ヶ月の試用期間があり、およそ18万円(教材費として15,000円控除)です。
その他、インセンティブや諸手当がついたりもしますが、数年経験を積んだベテランヨガインストラクターで月収30万円くらいまで増やすことが目安となっているようです。
常温ヨガスタジオよりホットヨガスタジオの方が体力的に重労働のため、求人で集まりにくく給料は高くなる傾向があります。
そのため、常温スタジオの場合はもう少し給料は安くなるかもしれません。
弊社「ヨガステ(常温ヨガスタジオ)」の場合、正社員の初任給は、21万円以上+家賃補助1.5〜2.5万円+交通費となっています。※ヨガステ採用情報を参照
業務面
ヨガインストラクターとして正社員になっても、1日中レッスンをすることは体力的に難しいため、ヨガレッスンだけではなく、フロントや店舗マネジメントを兼務する場合が殆どです。
朝7:00-夜23:00くらいの間で、早番・遅番をシフト制で交代しながら、実働8時間(+残業)という勤務になります。
休みについては、ヨガスタジオは土日祝日も営業していることが殆どですので、平日休みも含め、週休2日です。
土日に休みたい人は多いため、シフトは全員で調整され、土日両方休めることは稀でしょう。
しかしヨガスタジオはヘルスケア産業のため、近年の世の中の流れも考慮して極力残業をさせない会社も増えてきており、やりがいとプライベートの両方を充実させるワークライフバランスを考えたヨガスタジオも多くなってきているように思います。
福利厚生
正社員であれば諸条件を満たすことで、毎年10日以上の有給休暇の付与もされますし、出産時には「出産手当金・育児休業給付金」などの国の給付金や産休・育休などの「育児休業制度」もあり、手厚い福利厚生が受けられます。
例えば、月給25万円の方が1人出産し、産休+子供が1歳になるまで育児休業を取った場合、
産休中にも出産手当金+出産育児一時金+育児休業給付金などで、総額250万円程度が支給されます。
又、健康保険などの面でも、急に病気になっても「傷病手当金」が利用できるなどの安心感があります。
福利厚生の面では、正社員のメリットはかなり大きいといえます。
将来の出産を考えているヨガ・ピラティスインストラクター方は、こうした制度もしっかりと考慮しておいた方が良いでしょう。
メリットとデメリット
[メリット]
・収入が安定している
・福利厚生を利用できる
・体力的にバランスがとれた業務内容
・常時お客様と顔を合わせるので信頼関係が築きやすい
[デメリット]
・時間的な都合がつきにくい
・インセンティブが少ない
・対外的な学びが少なくなる
②フリーランスインストラクターの給料や働き方
経済面
フリーランスヨガインストラクターの契約形態は、「業務委託契約」です。
業務委託契約の場合、正社員ではないため、給与所得ではなく事業所得となり、個人事業として登録することになります。
レギュラーレッスン(毎週月曜日の19:00-の枠を担当する、等)の報酬は、1レッスン(60分〜90分)で3000円〜5000円が相場です。
こちも常温ヨガスタジオよりホットヨガスタジオの方が体力的に重労働で本数もこなせないため、求人で集まりにくく報酬は高くなる傾向があります。
まだ経験が浅いうちは1,000円〜2,000円程度、人気ヨガインストラクターほど報酬は高くなる傾向にあり、ヨガイベント出演などの場合は1万円を超えることもあるようです。
契約によって交通費が別途支給される場合もあります。
週6で1日、4〜5本も担当するヨガインストラクターもいますが、体力や、複数のヨガスタジオの移動時間も考慮すると、大半は1日、2〜4本程度になるでしょう。
本業はOLで、夜と土日だけヨガインストラクターとして活動される方や、子育ての合間に数時間だけ働くなど、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのが最大のメリットだと言えます。
理学療法士や整体師など、ヨガ以外の専門知識がある方の場合は、ヨガインストラクター向けのワークショップなども担当できるため、報酬は高くなる傾向にあります。
またはマタニティヨガやベビーヨガなど、専門知識を有していれば、ヨガスタジオからは重宝されるでしょう。
たくさんの生徒から慕われ、集客ができるヨガインストラクターは、運営元のヨガスタジオに利益をもたらすことになるので、報酬は高くなるはずです。
コミュニティセンターなどでヨガ教室を歩合制で開催する場合もあります。
その場合、お客さん1名集客あたり500円といったように完全歩合制になっていることが多いです。
しかし、風邪を引いて休めば(通常代行レッスンを他の方に依頼します。)収入はなくなりますし、自分のペースで働けますが、収入はあまり安定しません。
既婚者やお子様がいる方は空いている時間に好きな仕事が出来るので、フリーランスの方が働きやすいかもしれません。
ただし正社員とは違い、有給休暇はもちろん、出産手当金・育児休業給付金、育児休業制度などの手厚い福利厚生は受けられません。
働き方のパターン
フリーランスのヨガインストラクターの働き方は、クラスをスタジオで持つ以外にも、オンラインレッスンや自分でイベント開催などの幅が広がります。
・ヨガスタジオやスポーツジムでのレッスンを掛け持ち
・場所を借りて自分でヨガクラスを主催
・インターネット配信を利用したオンラインのレッスン開催
・ワークショップ、リトリートをメインに活動
どの働き方も、自分で告知・集客をしなければならないため、ある程度の経験や人気のあるインストラクターでなければハードルは高いと言えるでしょう。
一方で、広告費などを除けば、利益は全て受け取ることができます。
フリーインストラクター直伝の仕事のポイント
『このインストラクターに学びたい!』と注目を集めるためには「
特定のヨガのジャンルに詳しい専門性を持つことであったり、豊富
ヨガのスキル以外に個人で集客、宣伝や企画といったを全て自身で
-監修:SUN REI
メリットとデメリット
[メリット]
・自分のペースで働ける
・活動の場が広がるので、人脈が広がりやすい
・レッスン以外の活動も可能
・完全報酬制で働いた分だけ稼げる
[デメリット]
・収入が安定しない
・移動時間が多い
・体力が必要
③独立開業する場合の給料や働き方
経済面
経営が軌道に乗れば収入は高くなりますが、軌道に乗らなければ報酬は得られないというリスクもあります。
ヨガスタジオを立ち上げる場合、初期費用もかなりかかってきます。
・テナント敷金、内装
・ホームページ作成、宣伝広告
・会社設立費用
・マットやブロックなどのヨガ関連グッズの購入
大まかに以上のような、初期費用がかかります。
内装や外装については補助金で使えるものもあり
又、スタッフを雇えば、給料を継続的に支払う義務と責任が生まれます。
それなりの覚悟は必要だと言えます。
ただし経営が軌道に乗り、安定した収益をあげられるようになれば、ヨガインストラクターのみの活動で得られていた給料・報酬は超えていくはずです。
さらにヨガスタジオを多店舗展開していくまでの経営手腕を発揮できれば、収入は大きく上がっていくでしょう。
働き方
現場でインストラクターとしてレッスンを続けることも、経営企画をメインに行う場合もあるでしょう。
スタジオ経営の規模は、ヨガインストラクターの育成、有名講師のワ
経営者として
会社が元気になるだけではなく、豊かな社会創りに貢献することに
スタジオイメージ通りの空間が作れたり、サービスの方針なども意思決定できますので、”やりがい”という意味では魅力のある立場だと言えます。
仕事とプライベートの境目がないようなものなので、常にヨガスタジオのことを考えていても飽きない方が向いているかもしれません。
もちろん経営者には、労働基準法も関係ありませんし、出産手当金・育児休業給付金などの福利厚生制度もありません。
全てが自己責任の上で成り立っているといっても過言ではありません。
メリットとデメリット
[メリット]
・収入は青天井
・自ら空間やサービス設計ができる
・ブランド力がつく
[デメリット]
・福利厚生などは一切ない
・初期費用は負担が大きくリスクが伴う
・ヨガ以外の業務が増える
目に見えない報酬もある
ヨガ・ピラティスインストラクターと、ひとくくりに言っても活動の幅は沢山あります。
”収入”という報酬だけでなく、”やりがい”という目に見えない報酬もあります。
ヨガ・ピラティスインストラクターの方は、直接お客様から「ありがとう」と感謝される、やりがいのある仕事です。
収入とのバランスを考え、将来を見据えて、ヨガインストラクター資格スクールへ通ってみてはいかがでしょうか。
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ピラティスインストラクター資格スクール
監修者
山川和樹
フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
「カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。
[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事
[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー
[Twitter]@kazukazeymkw
[note]note.mu/kazukaze
[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Instagram]@kazukaze
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”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。
[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事
[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー
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