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胸を開くヨガ「オープンハートヨガ」のポーズのやり方とメリット
2019年08月08日更新
この記事のポイント
・胸を開くヨガは、呼吸を深めてリラックス効果や姿勢改善など心身への効果とメリットが期待できる
・「親愛のヨガ」と言われるバクティヨガの要素もある「胸を開くヨガ」のポーズは、自分を慈しむことにも繋がると考えられる
・胸にある愛情を司るとされるアナハタチャクラを意識することでより効果アップが期待できる
・ハートオブヨガは、1人1人に合ったヨガを楽しむ手法であり、どんなヨガにも効果的
・手首、鎖骨、肺の上部をほぐすポーズを行うことで胸を開きやすくなる
目次
「胸を開くヨガ」とは?
「胸を開くヨガ」とは「オープンハートヨガ」とも言われ、胸や肩甲骨周りをほぐすことで呼吸をより深めることができるヨガです。
多くあるヨガの流派の一つではなく、その名の通り胸を開く効果のあるヨガポーズを指したり、リラックス効果や自分自身を大切にする時間として行うヨガを指すために多く使われます。
特に愛を受け取ったり、送る場所でもある胸(ハート)に意識を向けていくポーズが多く取り入れられます。
胸を開くことで得られる効果やメリット
・呼吸を深める
・心身をリラックスさせ、自分の内面に意識を向けられる
・姿勢改善
・バストアップ
・背中周りをほぐすことで肩こり解消
胸周りや肩をほぐすなどの身体だけでなく、精神的メリットも大きい
バクティヨガとの関係
「バクティヨガ」は、インド古来の伝統ヨガの一つです。
「親愛」「献身」のヨガとも言われ、ヨガのポーズよりも精神的な部分に重きをおいているヨガの流派です。
マントラを唱え、瞑想により精神浄化や成長を目指すものであり、現代行われているポーズを行うヨガとは少しイメージが違うと感じる方も多いでしょう。
「ハートを開くヨガ」は、この「親愛のヨガ」と言われるバクティヨガの要素もあると考えられています。
呼吸を大切にして自分自身をよく観察し、そして労わるような内容が多くレッスンでも取り入れられます。
ハートオブヨガとは?
また、「オープンハートヨガ」と似た言葉でよく混同されるのが「ハートオブヨガ」です。
ハートオブヨガは、マーク・ウィットウェル氏によって創設されたヨガのやり方の一つです。
どんなヨガ流派を練習していても、レッスンについていけない、無理をしてしまうということはないでしょうか?
「ハートオブヨガ」は、1人1人の身体の違いを認め、完璧を目指すのではなくあなたに合った練習方法でヨガを楽しもうという考え方です。
他人と比べて焦ったり競争をするのではなく、自分自身と向き合い、呼吸を大切にしながらポーズの間に自分が何を感じているのかを大切にしようというものです。
マーク・ウィットウェル氏は、現代ヨガの祖であるクリシュナマチャリア師に従事したと言われており、同じクリシュナマチャリア師からヨガを学んだ人には、アシュタンガヨガの創始者パタビ・ジョイス氏、アイアンガーヨガの創始者BKS・アイアンガー氏もいます。
どちらのヨガ流派も、個人のカウントで練習を行うスタイル(アシュタンガヨガ)や、個人の身体の違いによってプロップス を用いるスタイル(アイアンガーヨガ)などが特徴であり、1人1人に合ったヨガを重視している点で、「ハートオブヨガ」と共通しています。
ここで紹介する「ハートを開くヨガ」とは違う言葉である「ハートオブヨガ」ですが、1人1人の身体の違いを認め、完璧を目指すのではなくあなたに合った練習方法でヨガを楽しもうという「ハートオブヨガ」のヨガのやり方(捉え方)は、どのヨガ流派を練習する方にもおすすめの考え方です。
胸を開くヨガのポーズとやり方
手首、鎖骨、肺の上部をほぐすポーズを行うことで胸を開くことに繋がり、呼吸量が増えて老廃物が流れ出ていきやすくなります。
心と身体のデトックスを行い、浄化することで揺らぎやすい心身のバランスを取り戻すことができます。
このシークエンスは、身体だけではなく、感情にも強く働きかけ解放させていきます。
手首を返したキャット&カウ
[やり方]
四つ這いになり、手首を回して指先を真横に向けていく。
手首に異常がなければ、このまま指先を膝の方へ向け、手首の関節、鎖骨、肺の上部を開く。
最初は少し快適ではないかもしれませんが、長時間タイピングをしたり手を使う人にはとても大切な動きです。
時間が経てば慣れてくるでしょう。
このまま息を吸って背中を丸め、吐いて背中を反らせながら体を開いて伸ばします。
好きなだけ行ってみましょう。
背中で合掌
[やり方]
鎖骨を広げ、手首の関節の老廃物を流すポーズです。
瞑想中に深い呼吸ができるように、肺の上部を解放するためにも効果的です。
肩を伸ばすシークエンスを自由にいくつか行った後、楽な姿勢で座ります。
両手を背中に回します。
上腕骨を内転させ、背中側の真ん中あたりで
こぶし同士を合わせるか、合掌をします。
このまま3~5回深い呼吸を行いましょう。
動く橋のポーズ
[やり方]
仰向けに寝て両膝を立て、腕は体側に伸ばして準備します。
息を吸いながら両腕を天井に向かって伸ばし、そこから頭上に下ろします。
同時に腰も持ち上げて橋のポーズをとります。
息を吐きながら腕を体側に戻し、腰も床に降ろして最初のポジションに戻りましょう。
時間をかけて自分の心地いいリズムを見つけ、呼吸に合わせて10回ほど行い、最後に膝を胸に引き寄せて胎児のポーズを行います。
胸を開いたシャバーサナ
[やり方]
肩甲骨の間にブロックを横向きにして置き、その上に仰向けに横たわります。痛みがないように位置を調節する。
もしくは、ブランケットをくるくると丸めたものを胸の下に入れます。
胸を大きく広げ、両腕は手のひらを上に向けて横に伸ばし、力を抜きます。
楽に呼吸を行い、このまま瞑想を行っても良いでしょう。
よく眠れない時や夜遅い時、休息が必要な時に最適です。
胸のチャクラ(アナハタチャクラ)を意識してみよう
胸を開くポーズを行う際、ポーズに慣れて自然に呼吸ができるようになれば、チャクラにも意識を向けてみましょう。
胸に存在し、感情、特に愛情表現などを司ると言われる「アナハタチャクラ」を意識しながら行うことで、より一層ハートを開く効果が得られるかもしれません。
[参考ブログ記事]
チャクラとアロマの関係【チャクラ対応アロマオイル記載あり】
胸を開くヨガで呼吸を深め、自分を大切にするヨガを試してみよう
胸を大きく開くヨガのポーズは、呼吸を深め全身を活性化させてリラックス効果も期待できます。
ゆったりと深い呼吸を行なって自分自身をよく観察し、そして労わるような内容です。
今回紹介した寝る前などに簡単にできるおすすめのポーズをぜひ取り入れてみましょう。
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IBMA認定ヨガインストラクター資格スクール
監修者
naoco
複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。
[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了
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複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
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自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。
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