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ヨガレッスンで初心者クラスから中級クラスに移行するタイミングは?

ヨガマットを持って談笑する女性四人

2019年07月08日更新

この記事のポイント

・ヨガの初級、中級、上級クラスの違いは、体力や筋力を必要とするポーズの有無の他、呼吸への意識などがある
・基本の土台を振り返ることができるため、基礎クラスは経験者にもおすすめ
・上級になればポーズの上達のほか、心身がコネクトするのを感じるようになる
・クラスの以降のタイミングは無理なくチャレンジ精神も大切

ヨガレッスンで初心者クラスから中級クラスに移行するタイミングは?

ヨガレッスンのプログラムを見ると「初級」「中級」「上級」などと分けられています。
初めてヨガをする方は、もちろん初心者レッスンを選ぶでしょう。
では、いつからが「中級者」「上級者」なのでしょうか?

ヨガレッスンに通う頻度、ヨガスタイルなど、個々によって違いがあります。
ヨガレッスンに週3日以上通っている方は、月に1回通っている方よりも、身体の状態や変化を客観視しやすので、1ヶ月もしないうちに中級レッスンにチャレンジできるかもしれません。

「ヨガ歴3ヶ月」などの期間で、次にレベルアップするのではなく、自分の身体の状態に応じてレベルを上げていくことが大切となります。

初級・中級・上級のレッスンの違い

① 体力
運動量と休憩時間が変わってきます。レベルアップしていくと休憩をほとんどとらないこともあります。

② 筋力
レベルによって運動量が変わってきます。ヨガのポーズ自体も初級から上級になるにつれレベルが上がることから、レベルに応じた筋力が必要となります。

③ 呼吸の意識
ヨガのポーズにとらわれて呼吸を忘れてしまう事はありませんか?呼吸の意識、そして身体をどの様に一体化させるかは練習経験によって変わってきます。

④ 自分の身体の理解度
毎日気分が違う様に、身体の調子にも違いがあります。微細な感覚をキャッチができることで、どの様な練習をすればいいか、上級になればなるほど敏感になってくるはずです。

⑤ アーサナ(ヨガのポーズ)
初級から上級まで、練習するアーサナの量が変わります。
それだけでなく、同じアーサナであっても更に変形して複雑化してきます。中級者・上級者は積み重ねた練習成果を生かせる楽しみの1つです。

⑥ チャレンジ
チャレンジポーズがレベルに応じてあります。特に熟練すればするほど難しくなり、逆転ポーズなど、たくさんのチャレンジングなヨガのポーズを経験できます。自分を信じる「勇気」と自分が「今」出来るチャレンジポーズを見極める事が大切になります。

初級クラスは、初めてヨガを体験する方でも参加可能なレッスンです

初級クラスは、初めてヨガを体験する方でも参加可能なレッスンです。
ベーシックな動きが多く、運動量も適度なので、初心者の方だけでなく、日によって運動量を抑えたい上級者の方まで幅広く参加しています。
初級は、中級・上級に比べるとヨガのポーズをとっている間の説明が多いので、じっくりとポーズを味わえ、じんわり身体の内側から温まり、筋力アップを期待できます。
上級者の方は、ポーズを改めて見直せるので、日頃の練習の癖を修正するために参加することが多いです。

そして女性は、ホルモンによって体調も様々です。
日によっては初心者クラス、日によって上級クラスといったように、体調によってレベルを変えるのも楽しくヨガを続けられる秘訣かもしれませんね。

ヨガが全く初めての場合は「初級」と書いてあるクラスより、「基礎」「ウェルカム」「はじめての」などと書いてある「基礎レッスン」を選びましょう。
これらはヨガの基本的な事を学べます。
呼吸法、ヨガのポーズ中の手足、骨盤の方向など、細かな事まで誘導してもらえるので、初めてヨガを経験する方は安心してヨガを始められるでしょう。
「初級クラス」と書いてある場合、”初級者でも参加出来ます”と言う意味になってきますので、初級レッスンの内容によっては詳しいアライメントなどの説明が少ない場合もありますので、不安な方は「基礎レッスン」などから始めてみましょう。
あとは、ヨガスタジオのフロントに電話事前確認したり、直接ヨガインストラクターに相談するのが安心です。

[参考ブログ記事]
今さら聞けない!?ヨガを始める前に知っておきたいQ&A

慣れてきても、決して無理はしすぎないように!

中級クラスでは、ポーズ数が多いレッスンや、さらに深めるポーズにチャレンジできます。
基本的なポーズをチャレンジングなポーズへと変形したり、少し集中力を高めないといけない場面が出てくることでしょう。
逆転ポーズにもチャレンジする機会が増えてきます。

中級者になってくると、基本的なポーズ名も少し理解し、流れに焦らず、周りを見なくても講師の言葉を聞き取るだけでポーズに入れる余裕と、呼吸が止まらずスムーズに取れる感覚があるはずです。
自身の身体の強さや弱さなど受け入れられ、自分にとって優しいヨガが出来る様になってきます。
練習が楽しくなってくる時期なので、「もっと成長したい」という強い思いから、無理をして怪我をしやすいことです。
しかし中級者になると、もし怪我をしてしまったとしても、新たに自分を見つめ直す機会ととらえ、そこから自分自身を知り学びを受けられます。

心身ともにコネクト出来るのが上級者です

上級クラスでは、運動量も増えてきます
アライメントなど詳しい説明も少なくなるため、ヨガのポーズ名やアライメントもある程度理解し、呼吸を意識し、講師の誘導と自分自身に集中することが必要となります。
基礎体力や筋力心身ともにコネクトしヨガのポーズを意識出来るのが上級者。
ヨガのポーズの完成だけにとらわれず、自分自身の身体の癖、強さ弱さを理解しての一番いい状態に持っていく意識をする事で、ポーズを自分の一番いい所でコネクトしていけることが大切となってきます。

上級者はヨガのポーズの種類も増えてきます。
ベーシックなポーズからチャレンジングポーズに変形していきます。
自分流に変形させていける余裕と気持ちいいポーズを組み入れたり、自在に操れるようになれれば、もう上級者!

[初心者と上級者の意識で変わってくる一例]
”人と比べない”と心で分かっていても、無意識的に比べてしまいやすく、どうしても隣のマットの人が視界に入り、頑張り過ぎてしまったりと、意識が自分自身ではなくなってしまいます。
無理をした結果、怪我をしたり、呼吸が乱れたり、気持ちいいはずのヨガがフィットネスになってしまいます。
上級者は周りを意識せず、内側に意識が向いている状態になので、自分のペースでヨガを行っています。
”頑張る時は頑張る”しかし”無理な時は頑張りすぎない”この境界線を知っています。
その日の自身に合ったペースで、呼吸に導かれる様にアーサナをとることで、ヨガを生活の一部として続けています。

[参考ブログ記事]
ヨガのハンドスタンドポーズ(逆立ち)にチャレンジしてみよう!

あとは、一歩踏み出す勇気です!

では、どのタイミングでレベルを上げたら良いのでしょうか?
あとは”踏み出す勇気”が鍵となります。
初級クラスから中級者クラスへレベルアップする時は、「ついていけるかな」「出来るかな」「凄い人がばかりなのではないか」など誰もが不安を感じます。
しかし、初めてヨガスタジオに足を踏み込んだ時のことを思い出してみてください。
出来ないことを考えるよりも、興味を持つ事を大切に。
チャレンジして”辛かった”と思えばまた戻ればいいだけです。
もしかしたらその”辛かった”を少し続けてみると、自分に新しい変化が生まれるかもしれません。
こうしたチャレンジをする事によって、人は成長していきます。
もし、
・動き足りない
・初心者レッスンが少しマンネリ化して刺激が欲しい
・よりチャレンジングしてみたい
・ヨガの呼吸とポーズにも安定が出てきた
・ヨガのポーズ名を聞くだけでどんな動きかわかってきた
など感じられる方は、ぜひ前に進む勇気を持って中級クラスにチャレンジしてみてください。

まとめ

・期間でレベルアップするではなく、自分の身体の状態に応じてレベルを上げていくことが大切
・ヨガが全く初めての場合は「基礎」「ウェルカム」「はじめての」などと書いてあるレッスンを選ぶとよい
・中級くらいに慣れてくると、無理をして怪我をしやすいので注意が必要
・ヨガのポーズ名やアライメントを理解し、講師の誘導と自分自身に集中する余裕が出てきたら上級クラスへチャレンジ
・上級者は周りを意識せず、内側に意識が向いている状態

レベルによって、ヨガのポーズ、アライメントの理解度や運動量が変わってきます。
またレベルが上がるにつれアーサナの説明も少なくなってきますので、ヨガの年数ではなく練習量と自分自身をどこまで知っているかによってレベルを見極めてみましょう。

自分自身の身体、呼吸をどこまで知っているか、そして意識がどこまで出来るかが、今のレベルを表す鍵になってきます。
何事も焦らず、今出来る事を一生懸命する事が大切であり、それが知らず知らず大きな実となり、成長へと繋がります。
ヨガに慣れてきたら、思いきってクラスのレベルを上げる事も大切ですよ。
「一歩踏み出す勇気」を持って新たな自分を見つけてみましょう!

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[参考ブログ記事]
ヨガには流派がある?先ずはヨガの種類を知りましょう
バンダって何?ヨガのポーズを安定させる3つのバンダ
ヨガ・ピラティスレッスン前に!緊張を緩和、ストレスを解消するために効果的な呼吸法

この記事の著者
SUN REI

監修者

SUN REI

日本のみならず10年間の海外留学でグローバルにヨガを経験する。ラジオやAppのヨガモデルなどヨガに関する様々な経験を経てヨガインストラクター、海外のヨガスクール「It’s Yoga Satellite」Ricardo講師のアシスタントと日本と海外の掛け橋役オーガナイザーとして活動するヨガの専門家。長期に渡る海外在住で培った経験をもとに海外のヨガに関する情報を発信している。
reiyoga.weebly.com

[保有資格]
・アシュタンガ指導者認定証取得 IYCインターナショナルヨガセンター
・100hr RocketYoga 指導者認定書取得「It’s Yoga Satellite」
・200hr RYS ashtanga vinyasa base 「It’s Yoga Satellite」


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日本のみならず10年間の海外留学でグローバルにヨガを経験する。ラジオやAppのヨガモデルなどヨガに関する様々な経験を経てヨガインストラクター、海外のヨガスクール「It’s Yoga Satellite」Ricardo講師のアシスタントと日本と海外の掛け橋役オーガナイザーとして活動するヨガの専門家。長期に渡る海外在住で培った経験をもとに海外のヨガに関する情報を発信している。
reiyoga.weebly.com

[保有資格]
・アシュタンガ指導者認定証取得 IYCインターナショナルヨガセンター
・100hr RocketYoga 指導者認定書取得「It’s Yoga Satellite」
・200hr RYS ashtanga vinyasa base 「It’s Yoga Satellite」


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