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花粉症の改善効果があるヨガとは?鼻洗浄法「ジャラネティ」のやり方とおすすめポーズ

花粉症に効果的なヨガ洗浄方とポーズ

2019年09月05日更新

この記事のポイント

・ヨガの浄化法の一つ鼻洗浄は異物が鼻から体内に入ることを防ぐことができる。
・自律神経が要因の一つとされる鼻づまりも、ヨガによりバランスを整えることで効果が期待できる。
・免疫力や自律神経を整え、間接的に花粉症予防や症状の緩和が期待できる魚のポーズや鋤のポーズがおすすめ。

ヨガは花粉症対策に効果的?

花粉症の原因は異物が身体に入ったアレルギー症状と言われています。
また、鼻づまりは副交感神経が優位になった時に発症しやすいとも言われています。

ヨガの浄化法(クリヤー)の一つに、鼻を洗浄する「ジャラネティ」というものがあり、異物が入ってくることを防ぐことができると考えられます。
また、副交感神経が常に優位にならないよう、自律神経のバランスを整えるのにもヨガは効果的です。

直接的にヨガは花粉症の症状を和らげるのではありませんが、アレルギー症状の緩和や予防には効果的だと言えるでしょう。

驚異の鼻洗浄(鼻うがい)法「ジャラネティ」とは

行為のヨガ(クリヤヨガ)と呼ばれる身体を浄化する方法の一つで、「ジャラネティ」というものがあります。”jala”は”水”、”neti”は”鼻の通路”の意味です。

暖かくなってくると、鼻のアレルギー症状に悩む方は多いのではないでしょうか。
大気汚染や周囲の山から飛散する花粉などによって、時期によってはとても不快なアレルギー症状を体感すると思います。

温水と塩を使用し、副鼻腔内副を洗浄することで、空気の通りを良くし、より深い呼吸ができるようになります。

<ジャラネティの効果>

・呼吸を深める
・鼻の中の汚れ(花粉などのアレルゲンや細菌など)を除去
・のどの痛みを予防・緩和する

ジャラネティのやり方

用意するものは、人肌に温めた「生理食塩水」と「ネティポット」という器具を使います。
なければ、急須や吸い飲みで代用している方もいるようです。
クリヤと呼ばれる身体を浄化する方法の一つだそうです。

① ぬるま湯250ccに塩小さじ半分を入れて溶かし、生理食塩水と同じくらいの濃度(0.9%)にします。
ここでの温度&濃度調節が一番のコツです!
「鼻が痛くならない=鼻の内側の粘膜への刺激が少ない」なので、人間の細胞の浸透圧と同じ濃度(0.9%)と体温に近い温度に近づけます。

② ①をネティポットに移す。(あまった液はとっておく)

③ 洗面台などでどちらかの鼻の穴にネティポットの注ぎ口を差し込んで、空いている方の鼻の穴が下になるように頭を少しずつ傾ける。左右どちらから行っても良いです。比較的詰まっていない穴の方から差し込むのがおすすめです。

④ 自然にネティポットから液が鼻の穴に入っていきます。
10秒くらいすると反対側の鼻の穴を液がつたって出てくるのでそのまま下へ流していきます。
頭を傾けている時に、あごを上げているとのどの方に液が出てくることがありますので、あまりあごを上げ過ぎずに、慣れるまでは「あー」と声に出しながら行うと良いです。また、鼻が詰まり気味だったり、頭の角度によってなかなか液が出てこないことがあります。頭の角度やネティポットを差し込む角度などを調整してみてください。

⑤ 液がネティポットの半分くらいになったら頭を傾けるのをやめて元に戻し、差し込んでいた鼻の穴を指で押さえて、反対の鼻の穴から「フンッ」と息を出し、中に残っている液を出しきります。気になるようであればティッシュで鼻を拭いたりかんだりしておきましょう。
ポイントとして、中に残っている液を出す時に、口を少し開いておくと耳への負担が少なくなります。

⑥ 反対の鼻の穴でも同様に③〜⑤を行います。

とても簡単にできるジャラネティは、なるべく朝に行うようにしましょう。
就寝前にジャラネティを行った場合、副鼻腔内に残った水分によって、中耳炎などのトラブルを起こす危険性があるので注意しましょう。

[参考ブログ記事]
花粉症の改善効果があるヨガとは?鼻洗浄法「ジャラネティ」のやり方とおすすめポーズ

自律神経を整え鼻づまり解消効果が期待できるヨガポーズ

鼻づまりを解消するポーズを2つご紹介します。

[鋤のポーズ]

息を吸いながら両足を床と垂直の位置まで持ち上げ、さらにお尻・腰を持ち上げて、足先を頭の向こうの床におろす。
両手はマットか腰を支える。もしくは肩甲骨を寄せて手を組む。
後頭部で床を押し、喉が窮屈にならないようにし10呼吸キープする。

[魚のポーズ]

仰向けになり両腕を身体の下にしまいこむ。
肘でマットを押しながら、上体を高く持ち上げて頭頂部をマットにおろす。
胸は高く保つようにし、首に負担をかけないようにする。
10呼吸キープする。

ヨガの浄化法やポーズを取り入れて花粉症を乗り切ろう

ヨガの浄化法の一つである「ジャラネティ」は、普段洗うことのない鼻の洗浄をすることができ、花粉症の原因となる物質を除去できる可能性があります。

さらに鼻づまりを解消するために自律神経を整え、またヨガによって免疫力を高めておくと、花粉症の予防や緩和などにも繋がるでしょう。

アレルギー症状は人それぞれの体質で違いがあり一概には言えませんが、花粉の増える時期はヨガのポーズや浄化法を取り入れえてみるのもおすすめです。

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[参考ブログ記事]
【動画あり】肝臓に効果的なヨガのポーズ

この記事の著者
naoco

監修者

naoco

複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了


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naoco

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naoco

複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了


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