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ヨガプロップスの種類と使い方。おすすめブランドと選び方とは?
2019年10月21日更新
この記事のポイント
・ヨガプロップスとはポーズを安全に無理なく行うための補助具
・リストラティブヨガやアイアンガーヨガで多く用いられる
・種類はブロックやベルトをはじめ多くあり、ポーズによって使い方を変えるのがおすすめ
目次
ヨガプロップスとは?
ヨガプロップス、ヨガのポーズを行う際に用いる補助具のことを指します。
身体の柔軟性や年齢に関係なく、すべての人が”無理なく”ヨガのポーズを実践し、効果を得られるようにするのが目的です。
ヨガプロップスを単体で使うことももちろんですが、複数の種類のヨガプロップスを組み合わせることにより、個々の体型や習熟度によって微調整が可能なのが一つの特徴です。
中でも、リストラティブヨガやアイアンガーヨガは、ヨガプロップスを活用するスタイルのヨガとしても有名です。
代表的なプロップスの種類と選び方
① ヨガブロック
ヨガプロップスの代表的なもので、使い方や種類も豊富です。
ヨガブロックには、軽くソフトなフォームヨガブロックやコルク製ヨガブロック、硬い木製のヨガブロックと主に3種類あります。
目的により、柔らかいヨガブロックと硬いヨガブロックを使い分けます。
木製のヨガブロックは重たいものが多く、硬くて安定感に優れています。
身体の開きたいところにヨガブロックを置いたり、体重を支えたりと、主にアイアンガーヨガで使用します。
ヨガスタジオなどでもよく見かけるフォームヨガブロックやコルク製のヨガブロックは、軽量なので持ち運びにも便利です。
軽い分、安定性には欠けますが、座位や立位ポーズなどで、ヨガブロックの上に手を置いたりするなど、足りない高さを補うのに用います。
1つのヨガブロックで、高さや長さ、幅方向の3つの高さを利用して使えます。
また、ヨガブロックを複数使うことで様々な高さや面を作ることができるので、身体のサポートをするのと同時に、ポーズを見直したり、深めるためにも効果的です。
② ヨガベルト
身体の固定や動きの基準を知るのにも効果的です。
ストラップとも呼ばれるヨガベルトは、柔軟性が足りずにポーズが出来ない時や、効果的な姿勢をとるために用いられます。
いろいろなメーカーのものがありますが、ほとんどはコットン製でできており、長さや幅、バックルの素材に違いがあります。
使い方に合わせて選ぶのもポイントですね。
ヨガベルトで手や足を固定したり、バックルを使って輪を作り、その輪に手や足を引っ掛けてサポートすることで、そのポーズの正しい力の入れ方などを学ぶことができ、また矯正にも効果的です。
ヨガブロックと同様にポーズの見直しに効果的ですが、他にも、両手同士が届かないところを補助したり、ストレッチにも用いることができるので、ヨガを始めたばかりの方でも気軽に用いることができます。
③ ボルスター
頭や身体を預けるサポートとして使用します。
日本に広まり始めてしばらく経ちますが、まだまだ知らない方も多くいるようです。
しかし、欧米ではとてもポピュラーなヨガプロップスです。
ヨガブロックなどでは補助しにくい広範囲でのサポートができます。
身体を支えたり、楽に姿勢を保ったり、リラックスするために用います。
主にリストラティブヨガなどの休息をメインにしたい時に使用します。
ボルスターは硬さ、形、触り心地など、バリエーションが様々なので、選ぶ時は、幅や長さ、硬さなど好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、カバーが洗濯できるかどうかも重要なポイントです!
また、四角いボルスターと丸いボルスターの2種類があるので、どちらかを選べば良いか悩む方も多くいるようですが、平らなものはその上に座るなどして安定感が欲しい時に。
丸いものは身体の曲線にフィットさせたいときなどに便利です。
目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
④ ヨガブランケット
幅広い用途で、一枚あると便利です。
ヨガブランケットは大きくて肌触りのいいものが理想的です。
オーガニックコットン製などの優しい素材を使っているヨガブランケットだと直接素肌に触れても安心です。
身体をすっぽり覆える大判のヨガブランケットなどは、瞑想やシャバーサナなどのリラックスタイムに大活躍です。
身体を冷やさないようにするためにも良いですね。
種類も豊富なので、色や触り心地など、お気に入りのものを見つけるのも楽しそうです。
ヨガブランケットを身体の上にかけること以外には、折りたたんで厚みを出し、お尻や足のサポートとして使用することが多いです。
または丸めてボリュームを出すことで、ボルスターの代わりにも使えます。
大きく形を変えることができる特徴を生かして、他のヨガプロップスの代用にもなるので、とても使用頻度が高いヨガプロップスです。
ヨガプロップスを使う効果とメリット
・ポーズの補助を行い、アプローチしたい部分に集中できる。
・バランスを取りやすくなる。
・クッションこうかなどにより痛みや不快感を和らげる。
・リラックス効果を助長する。
ヨガでは、「無理をしない」ということが重要とされています。
身体に、痛みや無理があると、ヨガポーズの目的である「内面を見つめる」ということができません。
そこで、ヨガプロップスを使用することで、個々の体型の違いを無理なくカバーし、長時間ヨガを行えるようになるのです。
また、そのポーズの開きたい部位にヨガプロップスを置いたりすることで、どの部分を開く、引くべきかということが明確に確認できます。
さらに、ヨガポーズの見直しにも効果的です。
正しい力の入れ方などを身体で覚えることができるようになり、ヨガプロップスを使わないときも、正確なヨガポーズが取れるようになります。
ヨガプロップスは、ヨガの本質を味わうための必需品です!
おすすめのヨガブロップスブランド
① ヨガワークス
http://www.yogaworks.jp/
② イージーヨガ
http://www.easyogashop.jp/
③ マンドゥカ
http://www.manduka.jp/
④ スリア
http://www.suria.jp/
プロップスをうまく利用してヨガ効果をアップさせよう
ヨガのポーズの完成形に近づこうとするあまり、無理な姿勢を取ることで怪我をしたり、ポーズの効果が最大限に得られないことがあります。
プロップスをうまく使うことで、より早い上達と安全性が期待できます。
ヨガはポーズができることが目的ではありません。
ポーズによって得られる効果を最大限に引き出すため、ぜひプロップスを使って練習をしてみましょう。
[ヨガプロップスの使い方を習得するワークショップはこちら]
ヨガプロップスを活用したアーサナ講座
[ヨガをもっと深く学ぶ!]
IBMA認定ヨガインストラクター資格スクール
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ヨガマット・ヨガウェアも揃えたい方は、こちらの記事もご参考くださいね!
[参考ブログ記事]
ヨガマットの選び方。おすすめのヨガマットは?
ヨギーニによるヨガウェアの選び方【おすすめヨガウェアブランドの掲載あり】
監修者
naoco
複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。
[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了
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naoco
複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。
[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了