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アーユルヴェーダの食事と運動。理想的な生活スタイルとは?

アーユルヴェーダの食事

2019年07月17日更新

この記事のポイント

・アーユルヴェーダでおすすめされる食事法は「新鮮な食材で温かく、作りたてのうちに静かな環境で落ち着いて食べること」
・過度な酸味や辛味、カフェインなどは望ましくないと言われている
・運動は体力別に時間や運動量を調節することがコツ

アーユルヴェーダでいつもでも若々しく!

いくつになっても若々しい方や、元気でイキイキと暮らしている方、あなたの周りにいませんか?
こうした方の多くは、自然に正しい食べ方のルールやコツ、効果的な運動方法を実践しています。
ここでは簡単に取り入れることができる食事と運動の方法を紹介します。

[参考ブログ記事]
ヴァータを増やさないアーユルヴェーダ的な冬の過ごし方
ダイエットにも効果的!アーユルヴェーダ白湯の作り方

アーユルヴェーダのおすすめの食事法

新鮮な食材を使って、温かく、作りたてのうちに静かな環境で落ち着いて食べることとされています。

例えばアーユルヴェーダでは、
・炊きたての米
・熟れた果物
・空腹時に温めた牛乳
・アーモンド
・純粋なハチミツ
などが、心を最も高めるとされている食品です。

また、逆に心身ともに過剰な状態にさせてしまう食事としては、イラつきながら食べたり、慌ただしく食べたり、怒っている人が作った食事でもこの作用を増進させてしまうとされています。
・過度に酸味や辛味がある
・アルコール
・カフェイン
なども同じ作用があると言われています。

さらに、心身を最も悪い状態にさせてしまう食事は、新鮮でなく、つくり直されたもの、風味や味のないもの、腐敗し悪臭を放つものとされています。
こうした食事を、冷たいものを飲みながら、夜遅くに、長い時間をかけて満腹に食べてしまうのは良くないことは、誰にでも想像ができますね。
・冷凍食品
・脂っこい食事
・砂糖をたくさん使ったもの
・乳製品
もこういった作用を増進させる原因になると言われています。

理想的な食事スタイル7つ

① 食事は毎日決まった時間に、早すぎず遅すぎない適度なスピードでよく噛みながら食事します。
② 落ち着いた環境で座って食べます。仕事をしながら、何かを読んだり見たりしながらはしないようにします。
③ 消化できる適量分を食べるようにします。そして胃の中のものが完全に消化されてから食事し、食後は数分間の休息をとります。消化しきれるくらいの腹八分目が理想とされています。
④ 21時以降の食事、特に就寝直前に食べることは避けます。
⑤ 食事中、室温以下の飲み物は避け、食事の前後の多量の飲料も避けます。
⑥ 怒りながら食べないように。食事前に心を鎮め、自身の内側に感謝と喜びを持ち、食事が冷めないうちに食べます。
⑦ 季節の変化に合わせて、旬なものを食べるようにします。

理想的な運動方法と運動量

アーユルヴェーダ的には、理想の運動について次のようなものをあげています。
・心身に軽さを与える
・心に満足感を与える
・身体に強さを与える
・活動を可能にするための持続力や忍耐力を与える
・不純物や毒素を除去し血液や消化管などの流れを整える

さらに、朝か日中に行うこと、体力の50%までの運動量であることが条件とされています。
体力の半分くらいの運動量とは、
・口呼吸が始まる
・汗をかきはじめる
・1時間の休息で完全に体力が回復している
などが目安です。

また、一人一人の体力に合わせた無理のない運動量が理想的です。

体力が少なく、身体が冷えている方

軽いハイキングや散歩、サイクリングなどの比較的軽い運動です。長時間の激しい運動は向いていないので注意しましょう。

中程度の体力があり、比較的身体が温かい方

身体を適度に冷やし、ひとりで達成できる運動、水泳や登山、スキー、軽いジョギングなどのうっすら汗をかく程度のものです。

体力に自身があり体格がしっかりした方

激しいダンス、屋内でのジムトレーニング、ランニングやエアロビクスなど身体を冷やさない環境で激しく動くことができることです。

季節や体調に合わせたケアも大切

なお、衰弱している時、重い病気がある時、発熱時、食後1時間以内、夜遅い夕食をとったあとは運動に向いていません。
また梅雨や夏季も運動に向いていないので、無理をしないようにしましょう。
体力回復や免疫力強化のために、オイルマッサージもおすすめです。

比較的軽い運動量のヨガやピラティスなどは、これからの季節にぴったりだと思います。
自分にあった食事や運動量を見極めていく力をつけることも、大切でしょう。

[参考ブログ記事]
ヨガで花粉症を楽にする!?驚異の鼻洗浄(鼻うがい)方法「ジャラネティ」
ヨガ呼吸法の効果とは?心身を整えるプラーナヤーマ
美肌効果を理論的に解説できるワンランク上のヨガインストラクターになるには?

この記事の著者
naoco

監修者

naoco

複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了


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naoco

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naoco

複数のヨガスタジオ・スクール等の立ち上げに参画し、フリーランスヨガインストラクターとして独立。
ヨガ資格者養成講師として全国各地にヨガインストラクターを多数輩出しているヨガの専門家。
自身のヨガスタジオ「ナディーンヨガ」を主宰している。

[保有資格]
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ヨガマスターインストラクター
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)認定ピラティスマスターインストラクター
・骨盤調整ヨガTT修了


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