ヨガマットのお手入れのやり方★洗濯・水洗いは可能?素材別ケアのポイントとは

2019年11月03日更新
この記事のポイント
・ヨガマットの手入れの方法は、素材によって違いがある
・水洗いができないマットは拭き掃除を行い、必ず乾かす
・水洗い可能なマットは中性洗剤を使って洗う
・陰干しで風通しの良い場所で完全に乾かす
・素材別の適切な手入れのやり方や使い方が長持ちのポイント
ヨガマットを長持ちさせるには手入れが大切
ヨガの上達に不可欠なヨガマットは、正しくお手入れをすることで、長持ちをさせることができます。
水洗いや洗濯をする方もいますが、素材によっては洗濯ができないものもあり、手入れの方法は様々です。
お気に入りのヨガマットを長く使うために適切な掃除のやり方を知っておきましょう。
ヨガマットは洗濯が可能?
ヨガマットは、素材によって水洗いができるものとできないものがあります。
ホットヨガなどにも使われる、耐水性のあるマットは基本的には水洗いが可能です。
しかし、ポリ塩化ビニル(PVC)でできたマットは、吸水性があるため、水に濡れると劣化が早まってしまいます。
お持ちのマットの素材を確認しましょう。
素材別のマットの手入れの方法
ヨガマットには、たくさんの素材の種類があります。
<代表的なマットの素材と手入れのやり方>
素材 | 水洗い | おすすめ手入れ法 |
ポリ塩化ビニル(PVC) | × | 湿った布でふく |
天然ゴム | × | 湿った布でふく |
ポリマー環境樹脂(PER) | ○ | 水洗い・霧吹き・湿った布でふく |
エチレン酢酸ビニールコポリマー(EVA) | ○ | 水洗い・霧吹き・湿った布でふく |
水洗いNGのポリ塩化ビニル(PVC)と天然ゴムは特に注意
多くの有名ブランドのマットで使用されているポリ塩化ビニル(PVC)や天然ゴムでできたマットは、吸水性があり、水に濡れると劣化が早まってしまいます。
硬く絞った布で拭き掃除をしたり、水にアルコールを混ぜて蒸発しやすくして拭くのがおすすめです。
特に天然ゴムは、グリップが効いて滑らないことが大きな特徴ですが、水に濡らすとグリップが弱まる可能性があります。
どうしても濡らして汚れを撮りたい場合は、中性の洗剤や水を布に含ませ、硬く絞ってから拭き取り掃除を行いましょう。
汗で濡れたり掃除のあとは、日陰で干して乾いてから丸めるようにしましょう。
水洗いのやり方
水洗いができるポリマー環境樹脂(PER)やエチレン酢酸ビニールコポリマー(EVA)は、バスタブに水をためて薄い中性洗剤を入れてつけ洗いするのがおすすめです。
より汚れが取れやすくなります。
数時間程度で水を拭き取り、陰干しをして乾かしましょう。
マットの正しい乾かし方
ヨガマットは、収納前に必ず完全に乾かしましょう。
生乾きの状態で丸めてしまうと、匂いやカビの原因となり得ます。
また、乾かす際は陰干しが基本です。
直射日光が当たると色落ちなどの可能性もあるため注意してください。
マットを買った直後は、ビニルの匂いが気になるという方も多いと思いますが、この時も日陰で干すのがおすすめです。
風通しの良い場所で干しておくと、匂いも薄れて気にならなくなるでしょう。
マットを長持ちさせる手入れのポイント
・マットの素材を確認して適切な手入れ方法を行う
・水洗いができるマットは、中性洗剤を使って洗う
・水洗いができないマットは、硬く絞った布などを使って拭き掃除をすることがおすすめ
・湿ったマットは一度乾かしてから丸める
・干して乾かす際は、日陰で風通しの良い場所で行う
・いつも決まった方向に丸めたり折りたたまず、癖がつかないようにする
・前後の向きを変えて両手を付く部分をたまに変える
・ヨガタオルやラグの活用も有効
ヨガマットは、素材によっては1万を越す商品も多く、長く大切に使いたいヨガアイテムです。
グリップや重さなど、素材によって特徴が様々です。
洗い方や乾かし方を基本に、汗をたくさんかくレッスンに参加する場合は、ヨガタオルやラグをマットの上に敷いたり、いつも同じ向きで使う方は、手を付く部分が摩擦で弱くなるため、前後の向きを変更して使うのもおすすめです。
それぞれの素材に合ったお手入れや使い方で、お気に入りのマットを長持ちさせましょう!
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