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糖質制限ダイエットは今すぐやめるべき!効果の高い王道ダイエット方法とは

糖質ダイエット

2019年09月25日更新

生活にわずかな変化をつけるだけ!?簡単にできる王道ダイエット方法

近年、メタボという単語が流行りましたね。今現在もダイエットブームは続いており、某会社のダイエットCMは、相変わらず良くTVで見かけます。
実は、日常生活を少しだけ変えるだけでも十分ダイエットできることを知っていますか?
適切なダイエット方法を学ぶ前に、先ずは体重が増える・減るメカニズムを理解する必要があります。
 

カロリーコントロールが効果的

体重が増えているという事は、単純に日常で「消費しているカロリー」よりも「摂取しているカロリー」の方が多いという事です。
つまり、オーバーカロリーが生じている状態です。
「日常で消費しているカロリー」<「日常で摂取しているカロリー」
日常で動かずに、オーバーカロリーをし続ければ、誰でも太ります。

いかに基礎代謝が高くても、皆同じです。単純に「カロリー摂取を制限して減量する」これが食事(カロリー)コントロールによる体重を減らすやり方です。

ここでは、プロポーションなどのバランスを考慮しませんが、単純に身体全体の脂肪量を減らす場合は、このカロリーコントロールが王道になります。
 

正しいダイエット法は”ゆるい糖質制限”!完全糖質カットはおすすめしません

先の通り、ただ「体重を落としたい」のであれば、単純に摂取カロリーを落とせばいいのです。
しかし、ここで問題が生じます。
どんな食べ物のカロリーを削ればいいのか?という事です。

「糖質制限」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、「糖質」=「炭水化物」を削るカロリーコントロール方法です。
つまり、茶碗2杯分のお米を一食で摂っているのであれば、これを1杯に変える。これが分かりやすい糖質制限です。

しかし、完全な糖質カットは、おすすめしません。
理由は簡単です。
あなたは一生、米・そば・うどん・パスタ・パン・果物等を食べずに生活できますか?
無理ですよね。多くの人が、糖質制限をして1ヶ月に体重を2〜3kg落としますが、一度炭水化物を食べると制限が効かなくなり結果リバウンドする。
これが、糖質制限はリバウンドすると言われる理由です。

つまり、ゆるい糖質制限は、正しいダイエット方法の一つですが、完全に糖質をカットするようなダイエット方法は、おすすめ出来ません。
これができるのは、体重制限のあるアスリートなど、クリアしなければいけない事情・目的が明確になっている方くらいです。
 

ダイエットのコツは、3大栄養素の一つを“完全に削らない”こと

体重の増減のメカニズムや、カロリーコントロールは理解できましたか?
では次に、正しいダイエット方法を見ていきましょう。

まず、ダイエットにあたり重要な事は、3大栄養素の一つを“完全に削らない”ということです。
3大栄養素とは、たんぱく質・炭水化物・脂質の事です。
3大栄養素という名前からも分かる通り、私たち人間にとって重要な栄養素ということです。この栄養素一つ一つが、重要な役割を持っています。ですので、3大栄養素を完全に削るというダイエット方法は、おすすめできません。

それでは、正しいダイエット方法を見ていきましょう。
あなたの体重が増えたまま1〜2ヶ月変わらないとしましょう。これは「日常で消費しているカロリー」と「摂取しているカロリー」が同じ状態、つまりイコールの状態です。
「日常で消費しているカロリー」=「日常で摂取しているカロリー」
この場合、原則体重は減らないし、増えもしません。
つまり、ここからダイエットしたいのであれば、カロリーを少し制限すればいいのです。

カロリー数にして、1日約500kcal減らすだけです。
「500kcalってどのくらい?」って思いますよね。
例にあげると、コンビニのおにぎり1つが約200kcalです。2個半分減らせば、約500kcalになります。ただ、お米を全てカットするだけでカロリー制限しようとすると、過度な糖質制限になってしまいます。

食事の内容を変え、バランスよく500kcal抑えるようにしましょう。そうすると、「日常で消費しているカロリー」のほうが、「日常で摂取しているカロリー」よりも多くなります。
「日常で消費しているカロリー」>「日常で摂取しているカロリー」
となり、自然と体脂肪は減少し、ダイエットできるのです。

そして、これくらいの制限であれば、だんだん慣れてきてこの状態が当たり前になってきます。
これが、誰でも簡単にダイエットできる王道のやり方になります。
 

まとめ

・ダイエットは「日常で消費しているカロリー」>「日常で摂取しているカロリー」が大原則
・一生続けられない「完全糖質カット」は控えるべき
・ほどよく、バランスよく、続けられる範囲でカロリー制限をする

メディアの過剰な問題提起などもあり、多くの人が、「これも駄目、あれも駄目!」と考えながら食べているかもしれません。
これでは精神的にキツくなってきますし、絶対に長続きしません。
アスリートのように体重を制限しなければいけない期限がない限り、このくらいの程よいカロリーコントロールが一番長続きします。

これを続ければ、1ヶ月で体重の最大時から約2〜3キロは体重が落ちるでしょう。
ただ、このやり方にも”限界”があります。
過去の不摂生の度合いや、体質などの個人差もありますが、ある程度体重が落ちると、そこから落ちなくなります。
また、間違った減量のやり方をすると、リバウンドしやすくなりますし、なによりもリバウンドした後が大変です。

ここから先は、個々に合わせてプログラムを提案してくれる、ダイエットの知識が豊富なパーソナルトレーナーを頼るのが望ましいでしょう。
先ずは、基本原則である上記のやり方を参考にしていただき、成果が出にくい場合はパーソナルトレーナーに相談してみてくださいね!

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[参考ブログ記事]
脚やせダイエットはこうやる!正しい美脚の作り方
ダイエットに腹筋運動は必要なのか?知られざる腹筋運動の効果とは?
アルコールはダイエットの敵?結局、お酒って太るの?
あっという間に、正月太りを解消する方法

この記事の著者
根城祐介

監修者

根城祐介

[経歴]
米国ノースダコタ州立大学大学院在学中、アシスタントアスレティックトレーナー兼ストレングス&コンディショニングコーチとして活動し、大学院卒業を期に帰国。学生アスリートのみならず、Canadian Football League(CFL)やNational Hockey League(NHL)のプレーヤーの指導経験を生かし、多くの現役プロアスリートのパーソナルトレーニングを担当。資格スクール講師やワークショップで多数のパーソナルトレーナーを輩出しているトレーニングの専門家。

・ミネソタ州立大学モアヘッド卒業
・ノースダコタ州立大学大学院修了
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)顧問
・USHL Fargo Force アイスホッケー、グラジュエイト・アシスタント・アスレティックトレーナー兼ストレングス&コンディショニングコーチ(2012-2014)

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスターインストラクター
・加圧国際大学認定 加圧トレーニングインストラクター
・学士(アスレティックトレーニング・エクササイズサイエンス)
・修士(アスレティックトレーニング)
・全米公認アスレティックトレーナー(ATC)
・全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)
・グラストンテクニックプロバイダー(Graston Technique Provider)
・セレクティブファンクショナルムーブメントアセスメント(SFMA)


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この記事の著者
根城祐介

監修者

根城祐介

[経歴]
米国ノースダコタ州立大学大学院在学中、アシスタントアスレティックトレーナー兼ストレングス&コンディショニングコーチとして活動し、大学院卒業を期に帰国。学生アスリートのみならず、Canadian Football League(CFL)やNational Hockey League(NHL)のプレーヤーの指導経験を生かし、多くの現役プロアスリートのパーソナルトレーニングを担当。資格スクール講師やワークショップで多数のパーソナルトレーナーを輩出しているトレーニングの専門家。

・ミネソタ州立大学モアヘッド卒業
・ノースダコタ州立大学大学院修了
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)顧問
・USHL Fargo Force アイスホッケー、グラジュエイト・アシスタント・アスレティックトレーナー兼ストレングス&コンディショニングコーチ(2012-2014)

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスターインストラクター
・加圧国際大学認定 加圧トレーニングインストラクター
・学士(アスレティックトレーニング・エクササイズサイエンス)
・修士(アスレティックトレーニング)
・全米公認アスレティックトレーナー(ATC)
・全米公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)
・グラストンテクニックプロバイダー(Graston Technique Provider)
・セレクティブファンクショナルムーブメントアセスメント(SFMA)


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