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パーソナルトレーナーになるには?パーソナルトレーナー資格取得は必要?

2019年09月25日更新

 

成長市場のパーソナルトレーニング

この十数年で、確実に市民権を得た「パーソナルトレーナー」という職業。
20年前は、トレーニング指導にお金を支払うという感覚がなく、パーソナルトレーニングは一部のセレブやアスリートだけが受ける高所得者向けのサービスだったように思います。
しかし今では、一般層にもパーソナルトレーニングは広がり、東京だけでなく、地方でもパーソナルトレーニング専門ジムが続々と増え続けています。

また、2ヶ月間で30万以上かかるような高単価ダイエットジムの影響もあり、パーソナルトレーナーの報酬も上がってきています。
その他、セミナー・ワークショップを開催するパーソナルトレーナーも増えてきたため、全体的に稼げるパーソナルトレーナーが増えてきました。
パーソナルトレーナーの価値が認められるとともに、需要が増え、業界にとっては歓迎すべき動きと言えるでしょう。

[参考ブログ記事]
パーソナルトレーナーの年収(給料)・報酬

パーソナルトレーナーになるには

では、パーソナルトレーナーになるには、どうしたらよいのでしょうか?
パーソナルトレーナー資格を取得しないと、パーソナルトレーナーになれないのでしょうか?

いえ、実は違います。
パーソナルトレーナー資格に国家資格はなく、全ての団体が民間資格のため、必ずしも必要ではないのです。

かくいう私も、パーソナルトレーナーになったばかりの時点では、パーソナルトレーナー資格を取得していませんでした。
フィトネスクラブのアルバイト時代に、お客様とダイエットについて話していたところ、「パーソナルトレーニングをやって欲しい。」とお声がけいただき、上司に相談したところ「やってみるか?」「やってみたいです!」の流れで、晴れてパーソナルトレーナーになりました。
つまり、パーソナルトレーナーになるには、なんと宣言するだけということになります。(もちろん、お客様や会社に認められなければいけませんし、10年前とは違いパーソナルトレーナーの全体レベルが上がってきていますから、このようにはいかないことも多いでしょう。)

私は、そこから様々なパーソナルトレーナーの資格スクールワークショップに参加し、専門書籍を読み漁り、パーソナルトレーナー資格を取得したり、その他状況に応じてボディワーク系の資格を取得して、走りながら学んできました。(初めは、フィットネスクラブの研修程度の知識しかなかったので、今思えば驚きですね。)

[参考ブログ記事]
ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーにとって資格は本当に必要なのか?

どの種類のパーソナルトレーナー資格を選べば良い?

上記の通り、確かにパーソナルトレーナーになるには、パーソナルトレーナー資格は不要です。
しかしエントリーレベルとして、必ず1つは資格を持っておきたいですし、WEBサイトやチラシなどの媒体で他のパーソナルトレーナーと比較される意味でも、やはり資格はあるに越したことはないと感じるはずです。

では、多くの種類があるパーソナルトレーナー資格の中からどの資格ブランドを選べよいのでしょうか?

伝統、知名度、新規性など、資格ブランドを選ぶ基準は様々でしょうが、やはり、内容・方向性で選ぶしかないと言えます。
習得したいアプローチや、提供するお客様のニーズに合った内容の資格を取得するべきだと思います。
はっきり言って資格ブランド自体は意味をなしません。
お客様に提供して初めて技術は生きるのですから、ニーズに即した内容を提供しているパーソナルトレーナー資格の種類を選ぶことがベストです。

そもそもお客様はパーソナルトレーナー資格の種類を見ていません。
英語表記のパーソナルトレーナー資格がほとんどですが(IBMA、NESTA、NSCAなど)、内容やレベルの区別はつかないでしょう。
実際の現場では、指導力、人柄で決めていることがほとんどだと思います。
もっとも、通いやすいパーソナルトレーニングジムに所属していたから、そのパーソナルトレーナーに決めたという”なりゆき”がほとんどかと思います。(そこから信頼関係を築いていくのです。)
やはり知識と技術を得るために、体系的に学ぶことは必要ですが、大切なのは資格ではありません。

どのパーソナルトレーニングジムでも「○○という団体の資格を持っていないと採用されない」ということは少ないです。
運営側から見れば、技術力が高く、人気があり、人望も厚いような、人が集まるパーソナルトレーナーであれば、収益になりますから、資格は全く関係ないのです。
もしかしたら「○○認定パーソナルトレーナー資格必須」と掲げているパーソナルトレーニングもあるかもしれませんが、将来性のある方に出会えば、無条件で雇いつつ、建前上指定の資格を取得させるはずです。(もしそれでも○○認定資格保有に固執しているとしたら疑問と言わざるを得ません。)

[参考ブログ記事]
ストレッチトレーナーと合わせて資格取得!おすすめのパーソナルトレーナー資格の種類は?

パーソナルトレーナーに向いている方、向いていない方

あと、パーソナルトレーナーとしての活動に学歴は関係ありません。
中卒でも、大卒でも、誰でもパーソナルトレーナーになることができます。

ただし、継続的に学び続けない方はそもそもパーソナルトレーナーという職業には向いていません。
学ぶというよりは、必要に応じて自分で調べて、資格スクールやワークショップに通ったり、専門書籍を買って独学したり、苦がなく自然にできる方でないと難しいかもしれません。

なぜならば、パーソナルトレーナーが一般に認知され始めた十数年前とは違い、圧倒的にパーソナルトレーナー人口が増えていますし、優秀な方は常に学んでいます。
さらに言えば、トレーニングや身体理論、生理学などは、新たな論文が出ますし、よく変わります。
そのため、常に新鮮な情報をピックしつつ、周りのパーソナルトレーナーに埋もれてしまわないようにする必要があると言えるのです。
もちろんカラダメンテのパーソナルトレーナーの方々も、パーソナルトレーニング先進国であるアメリカ研修にいって新たな情報を手に入れたりしながら例外なく自分で学び続けていますし、会社側もそうした姿勢を前提に採用しています。

パーソナルトレーナーは、常にアンテナを立てて、自ら学びにいき、お客様からも学び、知識と技術を常にブラッシュアップして成長できる方が向いていると思います。
パーソナルトレーナーはとてもやりがいのある職業です。
お客様から生の声をいただけますし、身体が変わったことで人生が変わる方もいらっしゃいます。学び続けることで自分の成長も感じられます。
パーソナルトレーナーになるには、何よりサービスが好きなこと、学ぶことが好きなこと、この2つの資質が必要なのだと思いますね。

[ストレッチの上位資格「パーソナルトレーナー」を目指す方は]
IBMA認定パーソナルトレーナー資格取得コース

この記事の著者
山川和樹

監修者

山川和樹

フリーパーソナルトレーナー活動を経たのち起業。
「カラダメンテ」「カラダメンテ養成スクール」「ヨガステ」「資格のマナビバ」の4ブランドを立ち上げる。
会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

[Twitter]@kazukazeymkw
[note]note.mu/kazukaze
[ブログ]ameblo.jp/kazukaze/
[Instagram]@kazukaze


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会社経営する傍ら、プロボクサーとして東洋太平洋・日本王者、フィリピン王者とも4度戦った。
”起業”と”プロボクサー”二足わらじの経験から、多様な働き方を推奨し、アスリートのセカンドキャリア支援活動にも力を入れる。
海外や日本全国で資格関連の講師活動や講演、ヘルスケアアプリ開発アドバイザー、書籍・雑誌の監修、TV・インターネットTVなど、メディア出演多数。

[経歴]
・株式会社メイド・イン・ジャパン代表取締役
・IBMA(国際ボディメンテナンス協会)理事

[保有資格]
・IBMA認定パーソナルストレッチマスタートレーナー
・IBMA認定ピラティスマスターインストラクター
・加圧国際大学認定KAATSUスペシャルインストラクター
・米国ISNF認定サプリメントアドバイザー

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