資格のマナビバ

動画で学び、資格が取れる、
美容・健康業界で先生になるためのスクール

メニュー
  • ストレッチ

ストレッチ効果をワンランクアップする方法

ストレッチ効果をワンランクアップする方法
ストレッチ効果を高める「柔軟性」と「固定性」とは?


関節可動域を制限していると思われる筋肉をストレッチしているのに、あまり変化が見られないといった経験をしている方は少なくないのではないでしょうか?
スタティックストレッチと呼ばれるような、関節稼働域を拡げるためのシンプルなストレッチだけではなかなか効果が引き出せない場合、ストレッチで効果を出せない原因が、
① 筋肉の「柔軟性」からくる問題
② 筋肉の「固定性」からくる問題
なのかを見極めることで、より簡単にアプローチすることが可能になります。

もし制限が、①(筋肉の「柔軟性」からくる問題)であれば、様々なストレッチのテクニックを使って可動性を拡げることが効果的となります。
例えば、「PNFストレッチ」や「相反性抑制」、「運動反射」等は、筋肉の反応をより効果的に引き出す事ができ、硬くなっている筋肉の柔軟性を改善することが期待できます。
しかし、思うような可動域の改善が見られない場合、その筋肉が付着している関節の柔軟性が十分にあるかどうかもチェックしてみましょう。
もし、関節そのものに可動域制限が見つかった場合、ストレッチ以外のアプローチ方法(関節モビライゼーションなどの関節に直接アプローチするテクニック)が柔軟性を回復させるための鍵となります。つまり、このような場合は、従来のストレッチだけで大きな効果を得ることは難しいということです。
 

身体の「柔軟性」は、「固定性」があってこそ成り立っている


関節可動域の制限において、②(筋肉の「固定性」からくる問題)が関わっている場合、関節可動域を拡げる為に、従来のストレッチとは少し異なるアプローチが必要となります。まず、固定性の問題について簡単に解説させて頂きます。

身体の「柔軟性」は、基本的に「固定性」があって成り立っています。身体を支える土台、つまり「固定性」がうまく働かないと「柔軟性」にも大きな影響を及ぼすのです。
筋力トレーニングにおいて、この考え方は一般的なのですが、この考え方は、ストレッチの効果を引き出す時においてもとても重要です。
例えば、ハムストリングのストレッチで関節可動域に制限を感じた場合、「柔軟性」の問題にアプローチしてもあまり改善が得られなかったとします。この場合は、「固定性」の問題の可能性があると判断し、お腹周りを安定させるようなアプローチを取り入れてみましょう。「両手で壁を押す」「軽いダンベルを手で持ち上げてその状態をキープする」「固定されたチューブを引っ張ったままキープする」などといった運動です。
こうして身体の末端にアイソメトリック収縮を加えることにより、ハムストリングを伸ばすための土台である身体の中心部が安定し、ハムストリングはより大きな可動域を発揮しやすくなるのです。言い換えると、腹部を安定させて可動域の改善が見られた場合、可動域の問題は「柔軟性」ではなく「固定性」の問題が大きく影響していたと考えることが出来ます。

もちろん、「柔軟性」と「固定性」の両方が、関節可動域に影響していることもあるので、2つの要素を同時にアプローチすることも可能です。
例えば、背臥位(あおむけ)のストレッチで、ダンベルを片手で天井に向かって持ち上げてキープした状態で、硬い側のハムストリングをストレッチします。この時のストレッチ方法は、静的ストレッチでも、動的ストレッチでも構いません。「柔軟性」と「固定性」両方にアプローチすることによって、よりストレッチ効果は期待できます。

このように、シンプルなスタティックストレッチだけで効果を引き出せない場合、①(柔軟性からくる問題)なのか、②(固定性からくる問題)なのかを分けて考える事で、よりパーソナライズされたストレッチを提供できるようになるでしょう。
 

まとめ


・関節稼働域の制限が、筋肉の「柔軟性」からくる問題であれば、様々なストレッチテクニックで効果が期待できる
・身体の「柔軟性」は、「固定性」があってこそ成り立っているので固定性を高めるトレーニングも必要
・ストレッチ効果を高めるために、柔軟性からくる問題なのか、固定性からくる問題なのかを分けて考える必要がある


ストレッチをしていれば、やわらかくなる(関節稼働域が拡がる)と考えているストレッチトレーナーの方は多いようです。
しかし、スタティックストレッチだけをしていれば、全ての方に効果が得られるとは限らないのです。
パーソナルストレッチトレーナーの方は、しっかりと原因を見極めて、個々に合わせたストレッチをしていきましょう。

[参考ブログ記事]
ストレッチをしても伸びない原因は「皮膚」にある!?

  • facebookでシェアする
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

監修者

IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

[公式HP]http://ibma.asia/

ボディメンテナンスに関する様々な資格の認定事業を行い、確かな知識と技術を持った専門家を育成。
今後はアジア各国を中心とした啓蒙活動も視野に入れ、国際的な格調ある資格団体を目指している。
様々なボディメンテナンスの現場に携わる専門家を育成し、相互研鑽を通じて専門性を高め、世界にセルフメンテナンスの普及を図り、社会貢献していくことを目的としている。

[主な認定資格]
・IBMA認定ヨガインストラクター資格
・IBMA認定ピラティスインストラクター資格
・IBMA認定パーソナルストレッチトレーナー資格
・IBMA認定タイ古式マッサージセラピスト資格

この記事の著者
IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

監修者

IBMA(国際ボディメンテナンス協会)

[公式HP]http://ibma.asia/

ボディメンテナンスに関する様々な資格の認定事業を行い、確かな知識と技術を持った専門家を育成。
今後はアジア各国を中心とした啓蒙活動も視野に入れ、国際的な格調ある資格団体を目指している。
様々なボディメンテナンスの現場に携わる専門家を育成し、相互研鑽を通じて専門性を高め、世界にセルフメンテナンスの普及を図り、社会貢献していくことを目的としている。

[主な認定資格]
・IBMA認定ヨガインストラクター資格
・IBMA認定ピラティスインストラクター資格
・IBMA認定パーソナルストレッチトレーナー資格
・IBMA認定タイ古式マッサージセラピスト資格